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大相撲初場所 五日目 奄美郷土力士の結果と星取表

2012年01月12日 | 大相撲

大相撲1月(初)場所 五日目

奄美郷土力士の結果と星取表

太字が今日取り組みのあった力士
赤は勝った力士

日本相撲協会goo大相撲

幕下

里山(さとやま)奄美市笠利町 尾上部屋
1月東幕下1  ●-●-●  0勝3敗

11月西十両13 ●●●●● ○●●○○ ○○○●●  6勝9敗
9月東十両12 ○○○●● □●●●○ ●●●○○7勝8敗
7月西幕下6 -○●-○-○--○-○●-- 5勝2敗            
5月西幕下20 ●--○○--○-○-○●-- 5勝2敗   
1月東幕下24 ●--○-○●-○--●-○- 4勝3敗      
11月東幕下19 -○-●●--○-○●--●- 3勝4敗          
9月東幕下15 -●○--●-○-●-●-○- 3-4            
7月西幕下30 -○○--○○-○-●-●-- 5-2    
5月西幕下15 ●--○- ●-●-● ○---●2-5    
3月東幕下26 -●-○- ○-○●- -○--○5-2

東幕1 里山0勝3敗●引き落とし○勝2敗 栃翼 幕4

ともに低い姿勢から突っ張り合い。喧嘩四つ。腕と手の当たる乾いた音が響き緊張感がだだよう。頭の付け合い、互いにまわしが取れず、不安定な体勢で、休まず動く。里山は、二度のいなしに落ちず、体を一回転させて再び土俵中央に戻る。激しい動きに館内拍手。両者最後までまわしが取れず、里山が引きながら相手を崩す。このとき前のめりに引いた里山の頭と栃翼の頭は同時に土俵に付いたが、その前に里山の左手がわずかに先についており、行司軍配差し違えで、栃翼の勝ち。動きは悪くないがなかなか白星が付いてこない里山、顔に小さな擦り傷の跡がついた。

若乃島(わかのしま)奄美大島龍郷町 放駒部屋
1月西幕下7 ○--○○ 3勝0敗

11月西幕下10-●-○○--●○--●-○- 4勝3敗
9月西幕下8-●-●-○○--●●--○- 3勝4敗
7月西幕下19 ○-○-○-○-○-●-●-- 5勝2敗            
5月西幕下19 -●-●-○-●○--●--○ 3勝4敗            
3月 開催無し
1月西幕下28 ●--○●-○--○-○--○ 5勝2敗       
11月西幕下34 --○-○●--●●-○-- 4-3            
7月東三段4  -○●-○--●-○○--○- 5-2   
5月西幕下52 ●--○○ --●-● -●○--3-4
3月西幕下37 ●--●○ --○●- ●---●2-5

東幕6大雷童2勝1敗●叩き込み ○3勝0敗 若乃島西幕7

三場所連続自己最高位を更新している好調若乃島は、今場所一気に新十両を狙いたい。左からの攻めがひじょおうに効果的な今場所。立会いの踏み込みから積極的に前に出た若乃島の攻めが相手を圧倒し、はたきこみが余裕をもって決まった。勝ち越し王手。今後にはずみをつける、大きな一勝となるだろう。

慶(けい)奄美大島瀬戸内町 阿武松部屋
1月東幕下13 -●-●- 0勝2敗
11月西幕下22 -○-●-○●--○○--○- 5勝2敗
9月東幕下28 ●-○-○-●--●-○-○- 4勝3敗
7月東幕下16 -●●-○--●●-○---● 2勝5敗            
5月西幕下37 -○○-●-○--○●-○-- 5勝2敗

勝誠 (しょうせい)奄美大島宇検村 境川部屋
1月西幕下13 -○○-● 2勝1敗

11月西幕下35 ○--○-○-○○-●-○-- 6勝1敗
9月西幕下46 ○--○-○-○○-●--●- 5勝2敗
7月西幕下24 -●●--●-●●-●-○-- 1勝6敗          
5月東幕下18 -●-○●--●-●-□-●- 2勝5敗   

千代皇(ちよおう)与論島与論町 九重部屋
1月東幕下33 -○○-○ 3勝0敗

11月東幕下25 -○-●-○-○-●●-●-- 3勝4敗
9月西幕下36 ○--●●-○--○-○○-- 5勝2敗
7月東三段14 ○--○○--○○-○-●-- 6勝1敗            
5月東三段82 -○-○-○●--○-○--○ 6勝1敗優勝

三段目

喜ノ国(よしのくに)喜界島喜界町 境川部屋
1月東三段38 -○-○- 2勝0敗
11月西三段22 ●-●-○--●-○○--●- 3勝4敗
9月東三段6  -●-○●--●○--●--○ 3勝4敗
7月東三段32 ○-●--○○--○●--○- 5勝2敗
5月東三段29 ○-●-●--●-○-○-●- 3勝4敗         

徳州山(とくしゅうざん)徳之島天城町 松ヶ根部屋
1月東三段60 -●○-- 1勝1敗
11月西三段43 -●●--●-○-○-●--○ 3勝4敗
9月東三段75 -●○-○--○-○-○●-- 5勝2敗
7月西序二43 ○-○--○-●-○-○○-- 6勝1敗         
5月東三段89 ややややややややややややややや 全休         

明生(めいせい) 瀬戸内町 立浪部屋
1月西三段96 -○-○- 2勝0敗
11月東序二31 ○--○-●○-○-●-○-- 5勝2敗
9月東序二73 ○-●--○-○○-○---● 5勝2敗
7月西序ノ口2 -○○-●-○--●-○-●- 4勝3敗

序二段

蘇(いける) 瀬戸内町  阿武松部屋
1月西序ニ段9  ○-○-- 2勝0敗
11月西序ノ口11 -○-○○-○--○-○○--7勝0敗 優勝
9月東序ノ口17 やややややややややややや○--1勝0敗6休
7月西序二86  ややややややややややややややや 全休      
5月東序二22  ややややややややややややややや 全休    
1月西序の口24-○-○○--○○-○-○-- 7勝0敗優勝

徳ノ海(とくのうみ) 徳之島・天城町 境川部屋
1月西序二56 ●--●○ 1勝2敗

11月西序二29 ○--●○--●●-○--●-  3勝4敗
9月西序ノ口2 ●-○--○○--○-○○-- 6勝1敗
7月東序ノ口5 -●○--●-○-●-●--○ 3勝4敗

奄美岳(あまみだけ)奄美市笠利町 北の湖部屋
1月西序二58 -●-○● 1勝2敗

11月西序二23 -●-○●--●○--●--● 2勝5敗
9月西序二44 ○-●-●-○-○-●--○- 4勝3敗
7月西序二74 ○--○-●-●●-○--○- 4勝3敗            
5月西序二67 ●--○○--●●--●--○ 3勝4敗

朝奄美(あさあまみ)徳之島 高砂部屋
1月西序ニ80 ●-●-● 0勝3敗

11月東序二50 ●-●--○●--●-○-●- 2勝5敗
9月東序二98 ●-○--○-●-○○---○ 5勝2敗
7月西序二78 ○--○●-●-●--●-●- 2勝5敗         
5月東序二62 -●-●-●○--●●--○- 2勝5敗               

舛奄美(ますあまみ)奄美市名瀬 千賀浦部屋
1月西序二93 ○-○-- 2勝0敗
11月東序二73  -●○-○-●--●●-●-- 2勝5敗
9月西序ノ口19 -○-●○--○○-●-○-- 5勝2敗
7月番付外
5月東序ノ口10ややややややややややややややや 全休

序の口

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■星取表の表示記号の見方
○ 勝  ● 負 □ 不戦勝  ■ 不戦敗
や 休み  × 引分  △ 痛分 - 取組なし(幕下以下)


『幻想の島・沖縄』  [単行本]

2012年01月12日 | 本と雑誌

120112_book_gensonoshima 幻想の島・沖縄 [単行本]

大久保 潤 (著)

何年か前から書架でタイトルをながめたりしていたが、表紙を見てもインパクトがなく、読まずにいた。
もっと早く読むべきだった。副題が欲しいところだと感じる。

著者は、2005年から3年間、日経新聞支局長として沖縄で過ごしている。

本書も本土のひとが知らない沖縄の実態、誤ったイメージについてかなり公平に、するどく広くまとめられていると思う。

沖縄の地元記者が知らない本土の基地の実態についても比較検討している。

肝心の沖縄に熱がない、長すぎた沖縄への振興策のゆがみ、強烈なお上意識、官の勝ち組、民の負け組み、日本一強い経営者、低い職業意識 戦う労組がない、「沖縄の若者には希望がない」(裁判官の言葉)・・などなど、どれをとってもしかし、驚くほど奄美と似ている。そしてよく考えると奄美でも何年も前から指摘されていた問題だと気づく点が多い。それも驚く。

学者や知識人、記者などを呼んで行われシンポジュームや講演などの費用まで振興策予算の消化のために開かれているとは。

奄美群島振興開発特別措置法 wikipedia

著者の主張は、同情するなら金を流し込むのではなく、基地を減らせ、ということだろう。

最終 第8章 自立へ で提案される自立への具体策や事例の紹介が、それまで緻密な分析と変わって、砕けた感じで沖縄的なユーモアさえ感じられる。

しかし、この最終章がなかったら、本分でも指摘されている沖縄での議論のあとに感じる「それで?だからどうするの?」と同じ気持ちになったのかも知れない。

魚ではなく釣竿をくれ、と言うだけでなく、他にもやることはあるだろう、ということだろうか。本など読まずに実行に移している人は奄美にもいるのだろう。

amazon 内容紹介
過酷な低賃金、高すぎる電力料金、米軍基地に依存した経済体質、「沖縄ナショナリズム」が蔓延する閉鎖的思考……。なかなか報じられない沖縄の病巣とは。自立に向けて何をすべきか。綿密な取材による衝撃のルポ。

内容(「BOOK」データベースより)
特別の配慮が日常化した沖縄には、愚直にがんばることがバカらしくなるような状況がたくさん生まれている―この島を覆う危機の本質。
商品の説明をすべて表示する
登録情報
単行本: 336ページ
出版社: 日本経済新聞出版社 (2009/7/23)

発売日: 2009/7/23

目次
第1章 特別な配慮
第2章 官高民低
第3章 暮らしにくさの理由
第4章 アメとムチ
第5章 殺す側の視点
第6章 広がる副作用
第7章 沖縄VS日本という構図
第8章 自立へ

幻想の島・沖縄 幻想の島・沖縄
価格:¥ 1,890(税込)
発売日:2009-07-23

沖縄幻想 (新書y 219) 沖縄幻想 (新書y 219)
価格:¥ 798(税込)
発売日:2009-07-04