『週刊俳句』編著 (著)
365の俳句に、5行の短い記事がつく。それがおもしろい。写真や絵などにつく寸評などもそうだが、読み出すと熟読してしまい、つい読むのに時間がかかることになる。本書もそうだった。
読んだあと、改めて6人の執筆者のプロフィールを見て驚いた。20代から40代と若い。 あまり若いのでだまされたような気がするほどだが、年齢は「はじめに」に書いてあった。読むうちにてっきりTVなどに出る高齢の執筆者を勝手に想像してしまっていたのだ。これ俳句への偏見なりや。
『週刊俳句』-編とあって、俳句の週刊誌が成り立つのか?と不思議だったが、巻末に次のような説明があった。
週刊俳句』. 2007年4月創刊のウェブマガジン。既存の結社・同人・俳句雑誌を基盤とせず、現在、月に5万アクセス以上、4年間累計190万アクセス。西原天気ほか数名が持ち回りで運営。[URL] http://weekly-haiku.blogspot.com/ ?
時代は進んでいるのだった。
amazon 内容(「BOOK」データベースより)
高浜虚子は、近代俳句の祖・正岡子規に兄事し、子規没後は「ホトトギス」を率い、俳句を国民的文芸に育てた近代最大の俳人。虚子が残した数多くの俳句から時候・行事に合わせて365句を選び解説。俳句の面白さ、骨法を伝える本。単行本(ソフトカバー): 240ページ
出版社: 草思社 (2011/5/25)
言語 日本語発売日: 2011/5/2
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虚子に学ぶ俳句365日 価格:¥ 1,575(税込) 発売日:2011-05-25 |
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子規に学ぶ 俳句365日 価格:¥ 1,575(税込) 発売日:2011-12-09 |