シラタマカズラ (白玉葛) アカネ科
分布:本州(和歌山県南部)・四国南部・九州南部以南
山地の林縁や林道脇の木の樹幹や岩上などをよじ登る。
常緑の藤本(=とうほん 木本(もくほん 樹木 →草本)になるつる植物)
別名:イワヅタイ(岩伝い)
ワラベナカセ(童泣かせ)=こどもがつるで薪をくくると、すぐに切れて泣いたことに由来。
葉は鋸歯(ギザギザ)があると書いてあるサイトもあったが、
これは全縁(ぜんえん=葉の縁が滑らかで、ぎざぎざのないこと。全辺)
↑ 葉裏
付着根(着生植物やつる植物が茎を壁や他植物などに張り付かせるための根(キヅタなど))で松ノ木に盛大にまきつく。
似たもの
このブログ 2012年1月14日 (土曜日)
ヒメイタビ (姫崖石榴) クワ科 イチジク属
===========
うんちく
つた つる かずら どう違う?
★つた 【蔦】
ブドウ科のつる性落葉木本
★つる 【蔓】
植物の茎の一形。一般に細長く強靭で、木化したものでも柔軟であるが、自身では直立できない。
★かずら かづら 【葛 蔓】
(1)つる性植物の総称。つるくさ。かずらぐさ。