南島の自然誌―変わりゆく人‐植物関係 [単行本]
山田 孝子 (著)
明日が返却期限日という今日になって読み始めたことを後悔している。
比較民族植物学ethnobotany、ききなれない、むずかしそうな印象だったがページをめくっただけでおもしろそうなので再読したい。
沖縄八重山地方の人と植物のエスノグラフィethnography民族誌学ということだが、ブログを書きながら多少覚えた南系の植物の名前やその性質などが出てくるので親しみをもって読めそう。いろいろな分野の研究に役立ちそうな記述が満載。こんな研究もあったのかと驚く。
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単行本: 389ページ
出版社: 昭和堂 (2012/03)
ISBN-10: 4812211689
ISBN-13: 978-4812211687
発売日: 2012/03
商品の寸法: 21.6 x 15.8 x 2.8 cm目次
自然誌の探求への道
第1部 海がさえぎる自然誌(八重山における植物の命名と分類
八重山における植物相の活用
東カロリン諸島プンラップ島における人‐植物関係)
第2部 知の体系としての自然誌(八重山の民俗的植物知識)
第3部 移り変わる自然誌(伝統的植物知識の維持と変容
儀礼が支える伝統的自然知―波照間島の事例から
自然誌の動態と伝統の連続性―結びにかえて)
南島の自然誌―変わりゆく人‐植物関係 価格:¥ 5,565(税込) 発売日:2012-03 |