『脱ニッポン記』――反照する精神のトポス(下) [単行本]
米田 綱路 (著)
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このブログ 2013年5月23日 (木曜日)
『脱ニッポン記』――反照する精神のトポス(上) [単行本] のつづきです。
この巻では、京都から沖縄、そして終章は、再び北上して福島から下北半島へ。
Ⅳ沖縄のアイデンティティ 第21章 未郷という名の原郷へ―炭坑節と与論島、八重山のおばあと唄にのって/かつての炭鉱に息づく「月」の記憶 P298で与論島がでてきます。
p348伊波 普猷の愛郷主義と日本ナショナリズムで
近年の新しい伊波 普猷(いは ふゆう)研究のひとつとして 石田正治著『愛郷者伊波普猷 : 戦略としての日琉同祖論』 沖縄タイムス社 2010年 についての部分を興味深く読んだ。現在の沖縄の思想状況や課題を考える上で参考になったので、ここにメモしておこう。
mazon 内容紹介
〈地震、津波、放射性物質汚染という三重の大災害に直面した私たちは、これから「以後」の思想を培うことができるだろうか。くりかえし希望を阻まれ、幻滅しても、やはり理想を掲げていわざるをえない。危機を回避しながら検証しつつ、新たな危機を取り除いて生きのびる――そこに人間の叡智が問われているのだ(「序章」より)〉――黙殺・隠ぺい・忘却・改ざんを繰り返してきた日本近現代史の現場が突きつける思想的課題と格闘し、「いまだ・ない」図の創造をめざす。
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amazon 登録情報
単行本(ソフトカバー): 472ページ
出版社: 凱風社 (2012/9/30)発売日: 2012/9/30
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