大相撲5月場所 11日目奄美力士星取表
【十両】
里山(さとやま)奄美市・笠利町 尾上
5月東4 *OO*OOO*O*O 7勝4敗
3月西10 OO**O OO*OOOOO*O 11勝4敗
○里山7勝4切り返し●千代皇7勝4
今年の初場所両者の対戦は千代皇が押し倒しで勝っています。
↑立ち合い、里山いつもの体勢。
もはや里山の潜り込みを警戒しない力士はいない。
わかっていても、術中にハマってしますのは、きょうも見せた立ち合い「後の先」。
これは相当の運動能力がないと、成功は難しい。潜り込んで、叩きにも落ちず相手の体重を受けつづけるのも大変な身体的負担だ。
ベテランの里山がこの姿勢で、長くこの地位にいることは、かつて里山と対戦した放送席解説の年下の力士が異口同音に賞賛するところ。連日館内を沸かす相撲のうまさと敢闘精神。勝っても負けてもお客さんはおしみない拍手を送る。
↑千代皇、最初の仕掛けでここまで運びます。あなどれない千代皇の腕力。里山は、さらに腰を落として耐えます。
潜り込む里山を抱え込み力で出るが里山が耐える。
「ここで里山、うまく回り込みました」
↑ 頭のつけ位置を変えることで、密着して膠着状態からでも、機を見て自在に自分の体勢に持っていくことができる里山の磨きぬかれた技の一つです。機敏な足の運びと足腰の強さと、しなやかさも要求される。
↓ 土俵際、千代皇が肩越の上手投に行く所、
↑ 里山は左ひざを外側から千代皇の痛む右ひざの裏側に当て後方に倒す。これが「切り返し」。
千代皇の肩越し上手に対し里山の左下手は、結び目の向こう。これで千代皇の体に回転をかけます
ひざでテコの原理を応用するまでもなく、千代皇の動きを利用すれば下手の力さえもほとんど必要のない、里山の凄ワザだ!!
千代皇(ちよおう)与論島・与論町 九重
5月西10 *OOOO**OOO* 7勝4敗
3月西7 ***OO ****O*O*OO 6勝9敗
若乃島(わかのしま)奄美大島・龍郷町 芝田山
5月東14 OOO**OO*O** 6勝4敗
3月東幕3 *-O-O-O-O-*---O 5勝2敗
【幕下】 記号-は取り組み無し
明生(めいせい)奄美大島・瀬戸内町 立浪
5月西8 -*-O-O-O*-- 3勝2敗
3月東11 *--O*--O-O-O*-- 4勝3敗
慶天海けいてんかい 奄美大島・瀬戸内町阿武松
5月西11 -*O--O-*-*- 2勝3敗
3月東6 -O-*-*-O-**-O--3勝4敗
蘇(いける) 奄美大島・瀬戸内町 阿武松
5月西42 ----------- 0勝0敗
3月東31-*-*O--OO-*--*- 3勝4敗
勝誠(しょうせい) 奄美大島・宇検村 境川
5月東43 O-O-*-O-O-* 4勝2敗
3月東52 *--*-OO--*-OO-- 4勝3敗
【三段目】
榮(さかえ) 奄美市笠利町 境川
5月東10 ----------- 0勝0敗
3月西23 -O-*O-*-O--OO-* 4勝3敗
徳州山(とくしゅうざん) 徳之島・天城町 二所関
5月西19 -O-O*--**-- 2勝3敗
3月東3 -O-*O-*--**--O-3勝4敗
喜ノ国(よしのくに) 喜界島・喜界町 境川
5月西69 O--O*-*--*- 2勝3敗
3月東42 O-*--**-O-*-*-- 2勝5敗
徳大宝(とくたいほう) 徳之島・天城町 境川
5月西96 -O-OO--**-* 3勝3敗
3月西序二 15 *-O-O--*O-O---*4勝3敗
【序二段】
霧乃龍(きりのりゅう) 喜界島・喜界町 陸奥
5月西28 *-O-*--O-OO 4勝2敗
3月西三95 #-------O-*-O--2勝2敗3休
朝ノ島(あさのしま) 徳之島・徳之島町 高砂
5月東61 ---------- 0勝0敗
3月東37 -O-OO--*-*-**-- 3勝4敗
奄美岳(あまみだけ)奄美市・笠利町 北の湖
5月西62 -O*-O--O-*- 3勝2敗
3月西38 -**-O-*-O--O*-- 3勝4敗
大和浪(やまとなみ) 奄美大島・宇検村立浪
5月東85 O--*-O*-O-- 3勝2敗
3月東78 -O-O*-*--*-O*-- 3勝4敗