奄美 海風blog

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ソテツ 雄花 雌花 うんちく

2015年05月29日 | 植物

 

★ソテツ(蘇鉄 sotetsu Japanese) ☆sago palm or king sago ☆Cycas revoluta(Binomial name) ☆雌花 female cone 咲き始め 鹿児島県 奄美市名瀬 pic.twitter.com/MmmMN0U30M

↑ ソテツは雌雄異株 写真後方が雌株雌花 前方が雄株雄花(一本は雄花(花粉錐が途中から折れて変形している)

何回も書いている気がするが今年も復習をかねて書きます。

ソテツ雌花は、幹の頂上にキャベツのような形で付いている(種子錐)。

小さな葉に似たベージュ色の大胞子葉(だいほうしよう)=心皮(しんぴ)の集まり。

その一枚一枚の根元ふきんに、数個の赤い実(方言 ナリ)がつく。

↑ これは形成されたばかりの雄花なので、赤い円内の種子は成熟前なので胚珠(はいしゅ)と呼ばれる。ソテツ類とイチョウ類、マツなどはこの胚珠がむき出しになっていて裸子植物と呼ばれるシダ植物から被子植物への進化の途中段階)。

葉の形をして大胞子葉は雌蕊の原初形態で、あらゆる花の器官(花弁やガク おしべ めしべなど)が葉の変形であることの証拠

↑ 雄花 幹の頂上に松かさの鱗片のようなもの(雄蕊=小胞子葉)が多数集まって花粉錐を形成する。

小胞子葉の裏側に白い小さなつぶつぶが無数についていてその中に花粉が入っている。

 

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鹿児島県の口之永良部島で爆発的噴火があり島民全員が避難したというニュース。

People of Kuchinoerabu Island in Kagoshima Prefecture have been evacuated following a volcanic eruption there Friday.