この記事は、二つ下の記事のコメントのご質問にお答えしました。
↑ 2メートルにもなろうかという偽茎 写真は全て拡大します。
ゲットウ(月桃)
ショウガ科ハナミョウガ属(アルピニア属)の多年草。
学名Alpinia zerumbet アルピニアジェルンベット
英名 shell ginger シェルジンジャー
偽茎(ぎけい)地下茎から伸びた葉鞘が、地上で何重にもなっていて茎に見えるもの(ミョウガの食用部分、ネギの食用部分の根元側の同心円になっている部分など)。本物の茎は地下にあり短い場合が多い。wikipedia
バナナやイトバショウなども偽茎で、先端に一つ花序を出す。(バナナは高さ数メートルになるが、草本であり、正確には果物ではなく野菜(果菜)に分類される。)
いまのところ一本の偽茎に複数の花序は、見たことがありません。
↑ 2メートルにもなろうかという偽茎
↑ 花序を包む苞(ほう)から割れて出てきたばかりのゲットウの花序
↑↓ Shell ginger as a streetplant
奄美市名瀬朝仁(あさに) 千年松公園付近
↑ 一つの偽茎から花序が2つに見えるが、よく確認すると花軸が絡んでいる。
花軸から出た多数(多いもので50本あまり)の花柄I(かへい)に花がつく。
↑ 以下はゲットウとよく似たクマタケラン 業務用に栽培されているのか。県道沿い
ゲットウと同じように偽茎の先端から穂状花序を(一つ)出している。小ぶりの花序は垂れ下がらない。
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