奄美 海風blog

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ゲットウ(さねん)は地下茎から地上に出た偽茎の先端から穂状花序を(一つ)出す

2015年05月28日 | 植物

この記事は、二つ下の記事のコメントのご質問にお答えしました。

↑ 2メートルにもなろうかという偽茎 写真は全て拡大します。

ゲットウ(月桃)
ショウガ科ハナミョウガ属(アルピニア属)の多年草。
学名Alpinia zerumbet アルピニアジェルンベット
英名 shell ginger シェルジンジャー

偽茎(ぎけい)地下茎から伸びた葉鞘が、地上で何重にもなっていて茎に見えるもの(ミョウガの食用部分、ネギの食用部分の根元側の同心円になっている部分など)。本物の茎は地下にあり短い場合が多い。wikipedia

バナナやイトバショウなども偽茎で、先端に一つ花序を出す。(バナナは高さ数メートルになるが、草本であり、正確には果物ではなく野菜(果菜)に分類される。)

いまのところ一本の偽茎に複数の花序は、見たことがありません。

 

↑ 2メートルにもなろうかという偽茎

↑ 花序を包む苞(ほう)から割れて出てきたばかりのゲットウの花序

↑↓ Shell ginger as a streetplant

奄美市名瀬朝仁(あさに) 千年松公園付近

↑ 一つの偽茎から花序が2つに見えるが、よく確認すると花軸が絡んでいる。

花軸から出た多数(多いもので50本あまり)の花柄I(かへい)に花がつく。

↑ 以下はゲットウとよく似たクマタケラン 業務用に栽培されているのか。県道沿い

ゲットウと同じように偽茎の先端から穂状花序を(一つ)出している。小ぶりの花序は垂れ下がらない。

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