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大相撲5月場所 奄美力士星取表 解説●千代鳳下手投げ○ 里山

2017年05月17日 | 大相撲

 ●千代鳳(2勝2敗)下手投げ○ 里山(3勝1敗)
 
https://youtu.be/YTl1CKu-ViY?t=2m55s

低くもぐって、右下手を差し、右で前みつと取る里山のいつもの手順。

相手はわかっていて、執拗に嫌うが、防げない。

↑写真は、かいなを手繰ったりしながら完成させたいつもの里山の体制。館内のお客さんも

分かっていて、少し、ざわめきが起き、これからの展開に、期待し固唾をのんで見守る。

里山の両手の間隔は、肩幅より狭い。力が入るいつもの形、いい位置だ。

この直後、左の下手は、千代鳳のまわしの結び目を大きく超え、脇腹の下あたりまで飛んで、そのまま投げの打ち合いになった。

しかし、この体制からは、上手の千代鳳が有利なのはいうまでもない。

しかも圧倒的な体格差、大きい年齢差。

里山はいかにして投げ勝ったのか?

↓里山の左手は、大きな千代鳳の圧力で折れんばかりだ。

しかし、里山は右の前みつを離し、千代鳳右脚を取ったのだ。↑

放送席解説も見逃した里山の粘りを別の角度のカメラがとらえていた。

↑ 折れんばかりの左腕を耐えながら、ぎりぎりまで右を離さない。強靭な粘り腰を見よ。

 

 

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