wikipedia クロツグは、南西諸島に自生するヤシ科の植物。幹はあまり高くならない。
クロツグ Arenga engleri Becc. は、ヤシ科クロツグ属に所属する常緑性低木。日本国内に自生するヤシ類としては、その分布地域ではビロウと同じく普通に見られるものである。しかし全国的な知名度ははるかに低い。非常に長い葉が目立つヤシである。沖縄各地でこの名か、バニン・マニンなどの名で呼ばれる。
名称については、ツグがシュロの意味であり、幹を覆う繊維が黒いことによる。
日本では南西諸島に生え、北限は宝島。国外では台湾で知られる。この他に九州南部や小笠原で栽培され、逸出したものが野生状態で見られることがある
↑ クロツグの葉(手前)とソテツの葉 葉先は、ちぎれたような形。
↓ ビロウの葉 葉は掌状に広がり、葉先が細かく裂けて垂れ下がるのが特徴で、こちらのほうが田中一村の好みに合いそうだ。