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映画『源氏物語 千年の謎』2011年12月

2020年12月08日 | 映画

映画『源氏物語 千年の謎』2011年12月10日に公開された日本映画。配給は東宝。

主演は生田斗真。上演時間2時間16分。

偶然ですが、昨日この映画を見終えた、翌日のきょう、NHK歴史秘話ヒストリア「新発見!まぼろしの源氏物語 藤原定家の挑戦」の再、再?放送を再び見た。

紫式部の源氏物語の原本は早くに失われ、さまざまな写本が物語を現在まで伝えていますが、
その最古のものとおもわれるものが、去年発見されたという。(源氏物語の第5巻「若紫」webニュース記事で検索できます)
それは、鎌倉時代の大歌人・藤原定家の手になるもの。番組ではそれをを徹底分析する。
(2020年10月28日(水)午後10時30分~ 午後11時15分 に見た)
定家は道長の子孫で、番組では藤原定家の紫式部のオリジナル表現に迫る執念、思い入れが描かれている。

===さて映画です。一週間ぶりにみたらネットフリックス、速見再生機能が追加になっていた。10秒送り戻しも助かる。

 

光源氏(生田斗真)のモデルとされる人物はさまざまいるが、藤原道長(東山紀之)もその一人。

この映画は、物語の世界と書き手の紫式部(中谷美紀)が生きる現実の世界を行き来するという構成。
現実の世界では、式部 と道長は、愛人関係という設定。
陰陽師の安倍晴明((窪塚洋介)が、二人の愛を・・・。

光源氏の世界の、真木よう子(桐壺更衣)と、現実の世界の(紫式部) 中谷美紀が似ていて一時混乱したほどだ。

光源氏の世界の桐壺帝(榎木孝明)、六条御息所(田中麗奈)はちょっと豪華。(田中麗奈)は怨霊となってさらに美しい。

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2時間16分のこの映画だけで、源氏物語を分かった気分にはなれない。
制作者ももちろんそのつもりで作ったのではないだろうが、映像は美しい。
十二単の着こなしは現代人には難しいらしく、どこかぎこちなく、絵巻のなかのようにはいかないようだった。