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映画『ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌』原題:Hillbilly Elegy)2020年制作 アメリカ

2024年07月25日 | 映画

wiki『ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌』原題:Hillbilly Elegy)は、2020年制作のアメリカ合衆国のドラマ映画。


J・D・ヴァンスによるニューヨーク・タイムズベストセラー第1位の回顧録「ヒルビリー・エレジー アメリカの繁栄から取り残された白人たち」を原作とした実話に基づいている。ロン・ハワード監督。

2020年11月24日よりNetflixで配信されたほか、日本では一部で劇場公開される予定。

原作本は未読。たぶん映画とはかなり違うと思う。「アメリカの繁栄から取り残された白人たち」の地域の歴史的背景や社会問題などは直接的にはほとんど取り上げられていない。
政治的異見を意識してのことのかも知れないが、その判断は正解だろう。
家族の問題に集中したことで、ある程度普遍性をもって世界中に受け入れられたのだろうと思う。
日本ではもはや取り上げにくいテーマだとも思う。

Hillbillyは「山人」というほどの意味でのちに「田舎者」という蔑称に転化。ラストベルト 米国の中西部にある五大湖周辺に位置する、石炭、鉄鋼、自動車といった旧来の産業の衰退が進む地域の呼称。プアホワイトを指す

↑ 映画の原作

「ヒルビリー・エレジー アメリカの繁栄から取り残された白人たち」 単行本(ソフトカバー) – 2017/3/15 J・D・ヴァンス (著)

ジェームズ・デイヴィッド・ヴァンス(英語: James David Vance、1984年8月2日 - )は、アメリカ合衆国の政治家、作家、ベンチャーキャピタリスト。2023年にオハイオ州選出の上院議員に就任し、2024年大統領選挙において共和党候補者ドナルド・トランプの副大統領候補に選出された。


米大統領選2024で撤退を表明したバイデン氏は自分の代わりとなる民主党の候補としてハリス副大統領を支持。

↑ 参考

『記者、ラストベルトに住む 』—— トランプ王国、冷めぬ熱狂 単行本 – 2018/10/19
金成隆一 (著)


アニメ映画『Yasuke -ヤスケ-』日本のオリジナルアニメ作品 2021年4月29日よりNetflix全世界独占配信

2024年07月25日 | 映画

フランスのユービーアイソフトが発売予定の『アサシン クリード シャドウズ』や、信長に仕えた黒人「弥助」についての日本の大学准教授の書籍『信長と弥助 本能寺を生き延びた黒人侍』(2017年)がnetで話題になっていたので

先週Netflixで黒人弥助を描いたアニメ『Yasuke -ヤスケ-』を小間切れ時間に倍速で全6話を覗いてみた。

こちらは上記論争とは直接の関係はないと思う。

マカロニウエスタン世代の私には、やはりついていけないW。弥助をモデルとしたヤスケが主人公。
剣、矢、銃撃、爆発、ビームなどの激しい戦闘シーンが相次ぎ、ロボットも登場、超能力や異能力が乱れ飛ぶSFファンタジー時代劇。ま、少なくとも歴史ドラマではなかろう。

『戦国自衛隊』(G.I. Samurai1979年 主演・アクション監督:千葉真一、監督:斎藤光正)
までくらいまではついていけるのだが、ゲームやこの手のアニメは苦手だ。

アニメ自体は嫌いではない。時々、ヤスケのセリフに出てくる人生の機微や真実について語る警句、教訓、金言がいくつか盛り込まれていて、ヤスケの口からでると説教臭さがなく、より説得力が増して聞こえるのはいい。ま、それに時々うなづきながら6話まで耐えた。


wikipedia

Yasuke -ヤスケ-MAPPA制作による日本のオリジナルアニメ作品。2021年4月29日よりNetflixにて全世界独占配信された。



こちらも検索 上記の著書を参考にして作られたとされるゲーム

『アサシン クリード シャドウズ』(英: Assassin's Creed SHADOWS「暗殺者の教義」)は、ユービーアイソフトより2024年11月15日に発売予定のアクションRPG(アクションゲームとロールプレーイングゲームの特徴を併せ持つコンピューターゲーム)。

俄か知識によれば、弥助(弥介)が武士、または侍であったかもさることながら日本の歴史上、権威の象徴としてアフリカ人奴隷を使うのが流行したことがあったのかどうかが大きな問題だと思う。
そのことが政治的に利用されかねない状況にも、時代が変わったものだと思う。世界は広くなり、そして狭くなった。


前出の大学准教授を起用した令和3年放送のNHK番組「Black Samurai 信長に仕えたアフリカン侍・弥助」にも注目が集まっている。