チッソの社長が工場内でユージンスミスに札束を提示してネガを渡し、帰国を迫るシーンは、どう見てもあり得そうにないシーン。ほかにもそんなシーンがいくつかあった。
世界の人の中には、すべて日本の現実だと思ってしまう人も少なからずいるはずだ。
あと時系列的にも事実に合わない点がいくつかあるという。詳しい人のなかでも一度の視聴では見逃してしまう人もあるだろう。
国内外ですべてが否定的な反応ではもちろんないが、検索すると問題点がいろいろあがっている。
wikipedia要約 水俣市は先行上映会の名義後援を、映画が史実に即しているかや製作者の意図が不明であるなどの理由で拒否した。一方で熊本県側は「世界的に発信されることに意義がある」と上映会の後援を承諾している。
あと話はちがうが、wikipediaで映画のなかの「白人の救世主」を検索すると
例としてあげられた60ほどの作品の最後に本作MINAMATAもある。
Wikipedia 映画における白人の救世主(英語: white savior)とは、白人が非白人の人々を窮地から救うという定型的な表現である。その表現は、アメリカ合衆国の映画の中で長い歴史がある[2]。白人の救世主は、メシア的な存在として描かれ、救出の過程で自身についてしばしば何かを学ぶ。
以下、最近私が見た映画のうち記憶にある作品で「白人の救世主」にあげられる映画
しあわせの隠れ場所
シティ・オブ・ジョイ
ジャンゴ 繋がれざる者
グラン・トリノ
ラスト サムライ
アラビアのロレンス
アラバマ物語
グリーンブック
MINAMATA