『グラン・トリノ』(Gran Torino)2008年アメリカ
クリント・イーストウッドは今年(2024年)で94歳。2021年の監督作『クライ・マッチョ』にも、自ら出演。さらにクリント・イーストウッド監督の新作『Juror No.2(陪審員2番)』にも出演するという。
これも老人ドラマと言えるのだろうか。日本のTV老人ドラマとはかなり趣が違う。
ポーランド系米国人コワルスキー(イーストウッド)は、
妻に先立たれ、愛車グラン・トリノを誇りに今や近隣住民も東洋人の町となったデトロイトで隠居暮らし。
愛国者のコワルスキーは朝鮮戦争での自身の行為にたいする暗い罪の記憶があった。
子供や孫の今風の生き方に違和を感じ、頑固さゆえに嫌われている。イーストウッド自身が魅かれたという主人公・コワルスキーの最期のけじめとは。昔見た西部劇に通じるどこかクラシックな感じで落ち着いて観ていられる。
Wikipedia『グラン・トリノ』(Gran Torino)は、2008年のアメリカ映画。監督、プロデューサーおよび主演はクリント・イーストウッド。ミシガン州が舞台。2008年12月12日に北米で限定公開、2009年1月9日に拡大公開され、日本では2009年4月25日に公開された。