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ハギ (マメ科) ヤマハギ 万葉植物

2014年09月12日 | 植物

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名瀬大浜付近できょう写す

★ハギ(萩 Lespedeza)とはマメ科ハギ属の総称。落葉低木。
★秋の七草(ハギ・ススキ(オバナ)・クズ・ナデシコ・オミナエシ・フジバカマ・キキョウ(アサガオ)のひとつ

★月見:中秋の名月に萩・薄(ススキ)を月見団子と共に月に供える風習がある。

2014年の中秋の名月・十五夜(旧暦8月15日)は、9月8日(月)でした。今年さいごのスーパームーンだった。

★分布は種類にもよるが、日本のほぼ全域。
★『万葉集』で最もよく詠まれる花でもある。
★別名:芽子・生芽(ハギ)。
★数種あるが、いずれも比較的よく似た外見である。
★落葉低木だが、木本とは言い難い面もある。
★茎は木質化して固くなるが、年々太くなって伸びるようなことはなく、根本から新しい芽が毎年出る。直立せず、先端はややしだれる。

★葉は3出複葉

★荒れ地に生えるパイオニア植物で、放牧地や山火事跡などに一面に生えることがある。

140912_book_manyo ← 『万葉集の植物たち』 川原勝征 (著)
南方新社; 1版 (2008/5/29) 

3年前にも借りてよんだ。この本は南日本新聞2006年からの連載記事がもとになっている。名瀬の書店でも売られていた。

万葉集に収録されている4500首ほどの歌のうち1500首ほどに植物が登場する。

その植物の種類は150首ほどで

その9割以上が鹿児島県内の人里近くで撮影可能である。鹿児島県内には6種内外のハギがしられる。よく目にするのはヤマハギとマルバハギ(別名 ミヤマハギ)

だという。9割以上。奄美に限るとこの割合はどのくらいになるのだろう。知りたいところ。

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花は、夏から秋にかけ、枝先の葉腋から出て、紅紫色、ときに白色の蝶形花を総状につける。

総状花序=柄のある小花(柄がないのは穂状花序)が長い円錐形または円柱形に並び、下から咲いていく無限花序のひとつ。

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↑ 花序の柄は長く、葉よりも外側に出て目立つ。(マルバハギの花柄はより短く、花は葉に埋もれがち)。

葉は3出複葉(マルバハギの葉柄はヤマハギより短い)

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古典文学に登場する植物の数。wikipedia 松田修 (植物文学者)より

『古事記』       77   種類
『日本書紀』     85   種類
『万葉集』       182  種類
『古今和歌集』    76   種類
『枕草子』          117  種類
『源氏物語』       116  種類


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