『男はつらいよ お帰り 寅さん』2019年12月27日公開。映画『男はつらいよ』シリーズ50周年記念作品で
通算第50作目。
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これは、奄美大島が主な舞台になった第48作 1995年12月23日 男はつらいよ 寅次郎紅の花
のつづきと言っていいかもしれない。
何か書くとネタバレになってしまいそうなので、あまり言えませんが
奄美大島の加計呂麻島のアダンの浜辺で、満男にあわい恋心を抱いた及川泉ちゃん(後藤久美子)、
それをアダンの木陰で見つめる、遺作となった渥美清演じる寅さんとリリー(浅丘ルリ子)
あれから20年数年、詳しく言えないが、満男は中二の娘がいて、物語は満男の妻の7回忌のシーンから始まる。
満男の、高校の同級生の泉ちゃんへの加計呂麻島の浜辺の恋心はどーなったのでありましょうか。
あまり言えない。
わたしの想像では、加計呂麻島で寅さんの旅の帰りをまっていたリリー
さんは、待ちくたびれて自らも長い旅に出ているはづなのですが、
81歳の浅丘ルリ子さんが、あの頃とかわらない美しさで演じています。
あまり詳しくは書けませんが、それぞれ(よく考えられた)アッと驚く人生が・・・展開します。。
満男の回想のなかで若いころの寅さんがおなじみの「寅さん語録」で悩める父満男を励まします。
その他のとらやに集う人たちもそれぞれ年をとって出演していて、若いころのマドンナたちも
想像のなかで昔のフィルムで多数でてきます。くるまやは今やおしゃれなカフェに・・。
これ以上はいえません。
ネットで視聴できます。
予告編はこちら https://youtu.be/-dL5OHWsW8w
『男はつらいよ』メモ wikipedia 本作の内容ではありません
1968年(昭和43年) - 1969年(昭和44年)に、フジテレビが制作・放送したテレビドラマが最初で、柴又の帝釈天が舞台ではなかった。このテレビ版はヒットしたが、最終話でハブ酒を作ってひと儲けしようとした寅次郎が、奄美大島にハブを取りに行って逆にハブに咬まれ、毒が回り死んだという結末に視聴者から多数の抗議が殺到して映画化につながった。
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『男はつらいよ』は、鹿児島・沖縄ロケ地
第3作 1970年1月15日 男はつらいよ フーテンの寅 森崎東 新珠三千代 香山美子、河原崎建三、花沢徳衛 三重県(湯の山温泉)、鹿児島県(種子島)
第25作 1980年8月2日 男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 山田洋次、朝間義隆 浅丘ルリ子③ 江藤潤 沖縄県、長野県(軽井沢町)、群馬県(中之条町)
第34作 1984年12月28日 男はつらいよ 寅次郎真実一路 大原麗子② 米倉斉加年、風見章子、津島恵子、辰巳柳太郎 鹿児島県(枕崎市・指宿市)、茨城県(牛久沼)
第48作 1995年12月23日 男はつらいよ 寅次郎紅の花 浅丘ルリ子④ 後藤久美子⑤ 夏木マリ、田中邦衛、村山富市、宮川大助・花子 鹿児島県(奄美大島)、岡山県(滝尾・津山)、兵庫県(神戸市)
本作が制作された年(1995年)
阪神・淡路大震災(1995年)の直後に撮影された本作で、避難所の村山富市首相(当時)の隣に寅さんの姿が合成で映っている。
第49作(特別編) 1997年11月22日 男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別篇 浅丘ルリ子⑤ 江藤潤 沖縄県
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第50作 2019年12月27日[65] 男はつらいよ お帰り 寅さん 山田洋次、朝原雄三 浅丘ルリ子⑥ 後藤久美子⑥ カンニング竹山、出川哲朗、松野太紀、富田望生、倉島颯良、中澤準、田中壮太郎 鳥取、神奈川