ドライブ・マイ・カー インターナショナル版. 2021
映画を見ているのに本を読んでいるような、ラジオドラマを聴いているように感じてしまう作りは斬新だった。
現実のセリフのやりとりから、いつのまにか別の物語が発展していく。監督のよくある手法らしい。
使われる言語は日本語 英語 韓国語 北京語 ドイツ語など、手話もある。
一度見ただけでは分かったと、
思ってはいけないと思わされるような作品の深みと、圧力も感じた。
劇中劇になっているチェーホフの戯曲『ワーニャ伯父さん』。しんどそうだが読んでみたくなった。
みさきを演じる三浦透子の、女優然としたしたところがない、淡々とした演技が作品全体に及ぼす影響は大きい。
映画のラストシーンにも登場する犬が、以前私が飼っていた犬とそっくりなのは、後で気づいた。
ーーーーーwikipedia
wiki ドライブマイカー
監督 濱口竜介
脚本 濱口竜介
大江崇允
原作 村上春樹「ドライブ・マイ・カー」など
(『女のいない男たち』 文藝春秋刊収録)
製作 中西一雄
山本晃久
出演者 西島秀俊
三浦透子
霧島れいか
岡田将生
製作会社 『ドライブ・マイ・カー』製作委員会
配給 ビターズ・エンド
公開 2021年8月20日
上映時間 179分
第74回カンヌ国際映画祭では日本映画初となる脚本賞を含む計3部門を受賞したほか、第94回アカデミー賞では作品賞・脚色賞を含む計4部門にノミネートされ国際長編映画賞を受賞