奄美 海風blog

写真。植物や本 ネットで映画感想。相撲見てツイート
04年4月~14年11月ブログ人
トップへはタイトルをクリック

『沖縄の真実、ヤマトの欺瞞』 (神保・宮台 マル激トーク・オン・デマンド) [単行本

2011年02月12日 | 本と雑誌

110212_book_okinawano

沖縄の真実、ヤマトの欺瞞 米軍基地と日本外交の軛(くびき)

(神保・宮台 マル激トーク・オン・デマンド) [単行本]

神保哲生 (著), 宮台真司 (著),

真喜志好一 (著), 伊波洋一 (著), 大田昌秀 (著), 我部政明 (著)

まだカスタマーレビューはありません。

========

P148 戦時中の四五年六月、沖縄では県民が民族の存亡を賭して死闘をくりかえしている最中に、東京では夏場所の相撲大会か聞かれていた(大田昌秀)

無理やりこじつけるのではないが、誰もがおかしいと思いながら、長年解決を見ないという点では、相撲八百長問題と共通している点がなくもない。あんなものとか、あんな遠いところのことといったどこか差別的なまなざしというか。しかし日本人なら考えずにはいられない重要な問題が隠れているように思えてならない。両者はどこかでつながっているのではないかとさえ思えてくるから不思議。

春場所中止(1946年の夏場所が旧国技館が東京大空襲によって焼失したため中止となって以来65年ぶり)

エジプトのムバラク大統領辞任のニュースを聞きながら読了。

世の中変わっている。もうこれ以上の思考停止はゆるされない。

沖縄の独立だってありえなくはない。辺野古に基地ができること以上にありえることなのではないかと思わされる。歴史を考えれば奄美だって人事ではない、と思って読めるのは幸せなことなのかも知れない。

第4章までは、

このブログ 2011年1月11日 (火曜日)
『普天間基地はあなたの隣にある。だから一緒になくしたい 』 伊波 洋一 (著)

と重なる部分が多いが、ヤマトの欺瞞がより浮き彫りになっている。

最終章は、今の沖縄と日本の問題点とそれに対する考え方が示されている。

TVの軍事評論家のウソも見破れるくらいの知識は得られるだろう。

=======

沖縄の真実、ヤマトの欺瞞 米軍基地と日本外交の軛 (神保・宮台 マル激トーク・オン・デマンド) 沖縄の真実、ヤマトの欺瞞 米軍基地と日本外交の軛 (神保・宮台 マル激トーク・オン・デマンド)
価格:¥ 1,890(税込)
発売日:2010-11-17

amazon 商品の説明
内容紹介
普天間問題が暴いたのは、日本という国の機能不全 米軍普天間飛行場移設問題が明らかにした沖縄にのしかかる過大な負担。危険な状態のまま放置された米軍基地に苦しむ住民。薩摩に侵略され、地上戦で焦土となり、米国に統治され、本土復帰後も日米の密約に翻弄されて、犠牲の上に犠牲を重ねてきた沖縄に、安全保障の名目で、これ以上の負担を強いることははたして正義に叶うのか? そもそも沖縄の米軍基地は本当に抑止力たりうるのか? 辺野古移設計画の欺瞞をいちはやく指摘した真喜志氏、普天間基地を抱える宜野湾市の伊波市長、沖縄の苦難の歴史の生き証人で、普天間基地返還合意当時の沖縄県知事・大田氏、日米密約の存在を暴いた琉球大学の我部教授をゲストに迎え、沖縄の現状と米軍の戦略、そして日本の外交・安全保障のあるべき姿を徹底討論、さらに普天間問題が暴露した日本社会の問題と菅首相率いる民主党政権のとるべき政策をあわせて論じ、大胆な提言を盛りこんだ、神保氏と宮台氏による特別対談を付す。

登録情報
単行本: 344ページ
出版社: 春秋社; 四六版 (2010/11/17)

発売日: 2010/11/17

 初出一覧

第1章 普天間と辺野古は何の関係もない
マル激トーク・オン・デマンド第465回(2010年3月9目収録)
「もう沖縄は騙されない普大間移設問題の真相」
第2章 普天間返還に代替基地は不要だ!
マル激トーク・オン・デマンド第465回(2010年3月13日収録)
「普天間返還に代替基地は不要」
第3章 普天間問題はここからはじまった
マル激トーク・オン・デマンド第465回(2010年3月H日収録)
「普天間問題のボタンのかけ違いはここから始まった]
第4章 沖縄密約にひそむ日米外交ゲームの帰趨
マル激トーク・オン・デマンド第465回(2010年3月11日収録)
「沖縄密約と普大間移設問題の接点」
終章 普天間問題と日本人
語りおろし


春の小さな野草

2011年02月11日 | 植物

110211_kosumire

↑ リュウキュウコスミレ

110211_shirosumire

↑ リュウキュウシロスミレ

110211_katabami

カタバミ

公園には小さな春の花がいろいろ咲き出します。スミレはだいぶ以前から咲いている。

===

きょうの名瀬
13.7 ℃~ 15.8

きのうの名瀬
10.5 ℃~ 18.5

きのうはTシャツで桜の写真を撮ったのに、きょうは、北風が吹いてうそ寒い。

ラジオニュースによるときょうは、発達した低気圧の影響で、西日本から東日本の広い範囲で大雪になったもよう。
気象庁は、日本海側を中心に12日にかけ大雪が続き都心でも積もるところあるとして注意を呼び掛けている。

多くのひとが、まだ春は遠いようだ、と感じたことだろう。


近所の桜 その4 赤いソテツの実とサクラ そのほか

2011年02月10日 | 桜の観察

110210_cherry_2

赤い蘇鉄の実(ナリ)とサクラ

撮影地:鹿児島県奄美市名瀬長浜町 Japan

撮影日:2011(平成23年)2月10日

レンズ 絞り値等:不明 

以下同じ

このカメラ壊れているんですけど、まだ写るんです。

110210_cherry_3

 

110210_cherry_4

110210_cherry_5

↑ ソテツの雌株 幹頂に、たくさんの赤い実(ピンポン玉を押しつぶした位の大きさ)がつきます。ベージュ色の大胞子葉が人の頭ほどの大きさのドーム状に実を包んでいます。種子錐とも呼ばれますが、それがいわゆるソテツの花です。さらにそのまわりに緑色の葉が輪生状につき全体に杯状の集団を形成しますが、今年はその葉が刈られています。幹表面を覆う黒褐色の鱗片は、葉の基部(付け根)の残った痕です。

そてつは雌雄異株なので雄花は、小胞子葉とよばれる無数の鱗片が円錐状に集まった形をしています。(雄蕊)あとは雌株と見た目の違いはありません。ほぼ梅雨の時期に見られますが今は枯れていて、ここでは見ることは出来ませんでした。

ソテツは奄美の代表的な植物のひとつで、日本画家の田中一村も好んで描いたり写真にもおさめています。

110210_cherry_7

クロトンとサクラの花

110210_cherry_8

クロトンとサクラ

110210_cherry_9

↑ サネン(月桃 ゲットウ)葉とサクラ

110210_cherry_10

110210_cherry_11

110210_cherry_12

110210_cherry_13

110210_cherry_14

110210_cherry_15


近所の桜 その3 空撮?満開

2011年02月09日 | 桜の観察

110209_cherry_1

桜も人に見られるほどにきれいになる、と言われます。

山道の並木と違い、街中の病院のそばにあるこのヒカンザクラの木は、大勢の人に下からもビルの上からも見られる。

最近急にお年頃?、年々花ぶりもよくピンク色もあでやか。樹形も堂々として美しい。

今年は奄美大島各地の並木の桜は、咲き具合に、遅い、ばらつき、不ぞろい、さえないなどの異変が目立つ中、この木は例年通り、開花から約10日で一気に満開になった。

110209_cherry_3

撮影は後ろの山道から。写真は拡大します。

305 再生回数
danhiraoji | 2009年02月13日 | 高評価 0 人、低評価 0 人
満開夜桜 at full moon 波の音は奄美 知名瀬で録音したものです


『サンデルの政治哲学』-<正義>とは何か (平凡社新書) 小林 正弥 (著)

2011年02月08日 | 本と雑誌

110208_book_michael_sandel サンデルの政治哲学-<正義>とは何か (平凡社新書)
小林 正弥 (著)

内容紹介
鮮やかな対話型講義で一躍、時の人となったサンデル。難解と言われる彼の政治哲学を、NHK「白熱教室」の解説でもおなじみの著者が読み解く。1冊=1章で、サンデルの全著書がこの1冊でわかる!

登録情報
新書: 376ページ
出版社: 平凡社 (2010/12/11)

発売日: 2010/12/11

========

書店にはほかにも、白熱教室とかいうタイトルの類似の本があったと思う。これを選んだのは帯の写真が決め手。

実は去年読んだ、

このブログ2010年10月 6日 (水曜日)
『これからの「正義」の話をしよう』―いまを生き延びるための哲学 マイケル・サンデル (著), Michael J. Sandel (著), 鬼澤 忍 (翻訳)

は面白かったし、頭の中がすっきりした記憶があるが、サンデル教授自身の考えはよくわからなかった。

この本では、教授自身の考えや、周辺の議論の移り変わりなどがわかってさらにすっきりした。ナゼこんな難解な本がこんなに売れるのだろう。田舎のおじさんでも読むからだろうか。途中、相撲疑惑にあてはめて考えてみたが、なるほどと思う箇所がいくつかあった。たとえば(以下略)読みやすそうで読みにくい本ではあった。

======

サンデルの政治哲学-<正義>とは何か (平凡社新書) サンデルの政治哲学-<正義>とは何か (平凡社新書)
価格:¥ 987(税込)
発売日:2010-12-11


近所の夜桜 三日月 ソクホー

2011年02月07日 | 桜の観察

110207_cherry_blossoms_at_night_1

cherry blossoms at crescent moon night

フラッシュの場合、花との距離を測って三脚をたて、セルフタイマーやリモコン操作で撮るのが望ましい。

これは遠すぎ。近すぎるとテカるし。失敗ですネ。

この位置では7時ごろ、月は、すぐ後ろの山に隠れそう。

満月のよる、すこし雲があるほうが絵になるかな。

110207_cherry_blossoms_at_night_2

danhiraoji | 2009年02月11日 | 高評価 1 人、低評価 0 人
347 再生回数
鹿児島県奄美大島
奄美市名瀬長浜町

music が少しアレです。合いません。

===

月の位置がきょうと違うのはナゼなのか。これは深夜の撮影。


大浜 アオサ 晴れ

2011年02月06日 | 海の風景

 

110206_ohama_10

快晴ですが、南のほうの岬や水平線が、ややかすんで春の空。

ビーチロック でアオサを採るひとあり。

天気図にも春の気配

tenki.jp tenkijp 天気図に春の気配??? http://tenki.jp/forecaster/diary/detail-3015.html きょうの18時実況天気図は…痒みを伴う…。右上の方に、高・低がワサワサ。このような状...

110206_ohama_9

 

110206_ohama_2

 

110206_ohama_3

 

110206_ohama_5

アダン

 

110206_ohama_6

110206_ohama_7

アオサ採りは寒い季節の印象ですが、晴れると海岸は、暑くもなく春のさわやかさ。

110206_ohama_8

 

 

110206_ohama_1

 


Moscow Autumn と 湯湾岳百景フォトムービー

2011年02月05日 | You Tube 動画

↑ モスクワのNikaさんのフォトムービーMoscow Autumn

投稿者: zilzila007 | 2011年01月16日  | 再生回数 1,050 回 高評価 22 人、低評価 0 人

Nikaさんのから下の私のビデオにコメントをいただきました。

以前からyoutubeのお友達として招待されていたので、きょうお友達になりました。

コメントとプロフールは公開されています。

Nikaさんのyoutube チャンネル

Her photo albums  →  http://zilzila007.imgur.com/

44 再生回数 

投稿者danhiraoji | 2011年01月31日 | 高評価 1 人、低評価 0 人
奄美大島 大和村 フォレストポリスから湯湾岳


大相撲八百長 千秋楽7敗の力士が6敗の力士に勝つ率は8割 『ヤバい経済学』 ─悪ガキ教授が世の裏側を

2011年02月04日 | 大相撲

何十年(あるいはそれ以上)たっても出来なかった真相究明。まわしがはずれちまったこの期に及んでもまだシンソウキュウメイ、シンソウキュウメイ言うのか?。
それもいいけど、ナゼ今すぐ簡単にできる再発予防策を取らないのか、取らなかったのか?(ガチンコで苦労した力士なら劇的な効果があがる簡単な方法がすぐわかるはずだ)
日本人なら、まわしが緩んでいたのはみんな知っていたのでは?
でなきゃガチンコという相撲隠語がこうもひろく知られるわけがないのではないか。
今頃声高に叫んでいる人は、まずそのことを考えるべき。もはやこれは日本社会の問題ではないかとすら思えるのだが、

お昼のワイドショーで紹介されていた。本 ↓

ヤバい経済学 [増補改訂版]

ヤバい経済学 [増補改訂版]
価格:¥ 2,100(税込)
発売日:2007-04-27

スティーヴン・レヴィット (著), スティーヴン・ダブナー (著), 望月 衛 (翻訳)

出版社/著者からの内容紹介
経済学なんて知らなくても楽しめる、全米100万部超のベストセラー
アメリカに経済学ブームを巻き起こした新しい経済学の書、待望の翻訳。
不動産広告の「環境良好」の隠された意味って?
90年代のアメリカで犯罪が激減したのはなぜ?
勉強ができる子の親ってどんな人?

銃とプール、危ないのはどっち?
力士は八百長なんてしない?
学校の先生はインチキなんてしない?
ヤクの売人がママと住んでるのはなぜ?
出会い系サイトの自己紹介はウソ?

全米で100万部超のベストセラーとなったこの本では、膨大な量のデータ分析から、相撲に八百長なんかないとはとても言い張れないと結論づけている。

7-7のA力士が、8-6のB力士に勝つ割合は8割だが、
過去のAとBのそれ以外(Aの勝ち越しのかからない)の対戦では、5割弱となる。「あとがないから気合が入った」では説明できない。

全力士の一割ほどをしめる幕内と十両を会わせてやく70名の関取とその下の幕下以下の力士の待遇が極端に違うということは、このブログでも何度か指摘したが、八百長相撲のはびこる背景には、この問題が大きく横たわっていることは疑いない。

月にして約100万円以上と7万円以下の基本的収入の差のほかにも、理不尽とも思えるさまざまな待遇の差がある。
そこで、一度天国を味わった関取たちの一部で保身のための相互扶助として合意の上での星のやり取りが行なわれるというわけだ。

日本相撲協会の放駒理事長(元大関魁傑)も現役時代ガチンコをつらぬき、大関を陥落した経験を持ち、弟子にも厳しく指導していることで知られている。

110204_cherry写真は記事とは関係ありません。雨の公園のヒカン桜

====

ガチンコをつらぬけば、無気力仲間にけむたがられるだけではない、勢い怪我をするリスクも増えるのである。

ガチンコをつらぬき、怪我などで番付けを下げ、現在も幕下で長年苦労をしている力士を知っている。

彼は、数年前に新入幕を果たし、その場所、首の痛みに耐え7勝をあげながら惜しくも負け越した。

当時幕の内最軽量ながら、立ち合いの変化すらも潔しとせず大きな相手にも真っ向勝負を挑む彼の相撲は館内から連日大きな声援があった。

その後、怪我の回復は思い通りにいかず、番付けは十両に落ちても止まることなく下がり続け、現在幕下で関取復帰をめさしている。

3月①②③④⑤ ⑥●⑦⑧⑨ ●⑩⑪●⑫東4枚目(十両優勝)
5月●①●●●  ●●②③④ ⑤●⑥●⑦  西前頭12枚目(新入幕)
7月●①●●● ②●●●● ●●●●● 西前頭12枚目

9月  ●①②□④ ●●●●● ⑤●●●⑥ 西十両5枚目

11月   ●①●●● ●②③④⑤ ●●●⑥● 東十両9枚目

あのとき、もし一番でも星を(買って)勝っていたら、その後の展開も大きく変わっていたはず。
収入にも相当な差ができただろう。もちろん彼はガチンコを通した。

幕内に上がっても「初心をわすれないため」とタオルも自分で持って土俵に入る彼のすがたは放送でも紹介され、基本に忠実な土俵上での所作もアップで紹介されたのだった。

昨今のニュースを見るにつけ、幕下での彼の土俵がすがすがしく思い出される。

他にもそのような力士が大勢いる。苦労を克服して再び大銀杏で土俵にあがってきた力士に対し、館内から大きな声援がおこる。それを見るのも大相撲の楽しみのひとつである。


『長崎を識らずして江戸を語るなかれ 』(平凡社新書) 松尾 龍之介 (著)

2011年02月02日 | 本と雑誌

110202_book_nagasaki_edo 長崎を識らずして江戸を語るなかれ (平凡社新書) [新書]
松尾 龍之介 (著)

内容(「BOOK」データベースより)
江戸幕府が、オランダ人を長崎の出島に強制移住させてから、日米和親条約が締結されるまで約二〇〇年間続いた鎖国時代。唯一、西欧との取引が許された長崎には、各藩から、数多くの志のある者たちが最新の知識や情報を求めてやって来た。平和な時代が長く続いた江戸期に花開いた数々の文化は、彼らが長崎遊学を果たし、各藩に持ち帰ったものだったのだ。江戸が、いかに長崎の影響を受けたのか。地方別「長崎遊学者名簿一覧」付き。

登録情報
新書: 216ページ
出版社: 平凡社 (2011/1/15)

発売日: 2011/1/15

=========

長崎のかわりに沖縄としたら?という思いがよぎり書店で買った。

鎖国時代の日本の「窓」ではなく、玄関として外国はなぜ長崎を選んだのか、いまひとつよく理解できなかったが、黒潮の流れや地図を見ていると納得できた気がした。

江戸がいかに長崎の影響を受けていたのか、本書は説く。

P194蘭学は長崎で起こり江戸へと伝播していった。この当たり前の史実が当たり前ではないのである。結果的に勝者となった江戸蘭学の人々は、自らのルーツを長崎蘭学に求めようとはしなかった。それは江戸で起こったのだと主張する。

教科書にも蘭学は新井白石によって研究の道が開かれたと書かれているらしい。

通訳のことを考えると白石より先に長崎では?と考えられるのだが。

新井白石を描いた歴史小説
このブログ 2010年12月16日 (木曜日)
『 市塵 』  藤沢 周平 (著
)

========

ペリー来航五年前、長崎の座敷牢に収容されたアメリカ人青年ラナルド・マクドナルドから本物の英語を学んだ長崎通詞・外交官・森山栄之助を描いた長編歴史小説

このブログ2010年12月31日 (金曜日)
『海の祭礼』吉村 昭 (著) 文藝春秋

=======

著者がこの本で述べていることは、長崎の人にもよく知られているわけではない。

あとがきで、長崎の生まれ育ちの著者が、故郷長崎に関心を抱くきっかけになったのは、しばしば通った東京の神田神保町の古書街で、長崎に関する書籍の多さに驚いたことから出発したと述べている。

著者の心中に、「東京を識らずして長崎を語るなかれ」と叫ぶもう一つの声があるという。

奄美の歴史の研究も最近ではかなり進んでいるように思うのだが、長崎にしてこうだと思うとためいきが出てきそうだ。


きのうのつづき タンカン接写

2011年02月02日 | 写真

110202_tankan_1

タンカン

新たにいたきました。

110202_tankan_4

タンカン wikipedia より 抜粋

タンカン(短桶、桶柑、学名:Citrus tankan Hayata)
ミカン科の常緑樹。
ポンカンとネーブルオレンジの自然交配種のタンゴール (tangor) の一種とされる。

中国の広東省が原産地で、奄美大島を始めとする南西諸島へ1896年(明治39年)頃に台湾から移植された。1929年(昭和9年)頃に本格的な栽培が始まった。

現在の主な産地は沖縄県と鹿児島県の屋久島、奄美大島である。

110202_tankan_2

写真は拡大します。

110202_tankan_3

 

110202_tankan_5


恒例 たんかん接写

2011年02月01日 | 写真

110201_tankan_1

県道の無人販売所で、100円。

先週まで5個だったが、9個入っていた。

おいしい。(写真がうまく撮れません)

濃厚な甘みを、ほどよい酸味が引き締め、まろやかながらキリッとした味わい。みかんより一段上の甘さが舌鼓を打ちます。

きょうのツイート

舌鼓 とは - コトバンク http://t.co/xmPE4l2 via @kotobank 32 seconds ago ? reply

「舌鼓」の伝統的な読みは、[シタツズミ]です。これに加えて慣用的な読みの[シタズツミ]も一般に広く行われているため、放送では(1)[シタツズミ](2)[シタズツミ]にしています。
「舌鼓」の読み - NHK放送文化研究所

季節のやさいや果物が新鮮で安い、無人販売所は県道ドライブの楽しみのひとつです。

110201_tankan_2

321 再生回数   

danhiraoji | 2009年08月24日 | 高評価 1 人、低評価 0 人
グァバ ばんしろう 奄美大島 大和村 湯湾釜(ゆわんがま)の県道79号の無人販売所

写真のたんかんは、↑の近くの津名久集落で買ったものです。