カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

光の春が見えた時

2008年02月06日 | ☆季節



曇天続きで、雪や氷雨のお天気だった後の、夕暮れ時の住宅団地の公園で見た青空にふと希望の春を見つけた。
低く垂れ込めていた雲の上には、こんな真っ青な空が常にあるものをと、些細なことなのに感激している。



絡み合った藤蔓が、その光を掴むように伸びたい方に向かって前進する命の営みを見せていることにもまた感激。
細い蔓に点々と小さな花芽が付いている。
一番光の春を感じえいるのは、自然界の植物たちだろう。



しかし、目を北に転じてみれば、冠雪した金剛山が、住宅街のすぐ後ろにあり、冬の雲が頂に迫ってきている。
春まだ遠い、大和の西の端の山麓風景に、先ほどの感動がちょっと尻込みしていったひと時である。




コメント (13)
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