午前中理事会で午後からは会員の方が多数参加しての「聴く&歌う」の和やかな会であった。
ギターとマンドリンの演奏は、6人の女性グループ「チャティーマムズ」の皆さんである。
1人の方だけが幼い頃からマンドリンをされていたそうだが、後の5人の方は50歳を越えてから楽器を手にしたとの事であるが、優しいく澄んだその音色の奏でる曲の演奏はとてもそんなものとは思えない素晴らしさだった。
選曲にも苦労されたことだろう。
どの曲も今まで歩んできた道の途上の思い出が甦り、あるいは口ずさみたくなったり、若い頃を手繰り寄せる音楽の世界に入っていくことが出来た。
パソコン世代のチャットするおばさんたちである年代から、「チャッティーマムズ」即ち「おしゃべりなママさんたち」のグループであり、
チャレンジしたことのないことをを頑張ってみよう
「今」が一番好きな心のチャンネルの集まり
やれるときにはやっておこう
今の自分たちを輝かせて生きよう
このような言葉がぽんぽん飛び出してくるエネルギーが、ボランテァも含めて、あちこちから要請があったら心の篭った演奏活動をしているママさんたちに、元気を貰い、美しい音楽に癒されて大きな拍手を贈った。
25年来の創設当時の会員さんもいれば、近年退職した人や、若年退職の人もいる幅の広い会員だから、選曲の気配りが大変だったことだろう。
国民歌謡 朝だ元気で
NHKラジオ歌謡 山小屋の灯
松井須磨子が歌った ゴンドラの唄
古関裕而作曲 高原列車は行く
いづみたく作曲 夜明けの歌
これならみんな聴いている 千の風になって
「お腹のそこから声を出すって、気持ちがすっとしたね」
各支部から寒い中を参加してくれた会員さんの声に、退職後、家に篭りがちな人も、このような会を通しての交流はいいものだと話してくれた。
朝からの疲れをここに置いて、美味しいケーキと香りの良いコーヒー、ゆっくり和める癒しの雰囲気のある茶房とDさんに「ご馳走様でした」。