観梅 大阪城梅林 早咲きの梅 | |||||||||
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昨日の午後の事である。
コムズガーデンで、軽食を摂ってから孫は、明後日から定期考査があると言って家に帰った。
彼女は修学旅行でスキーをした時のお土産を持ってきてくれたのだ。
優しい孫の気持ちが嬉しい。
京橋から初めて通る、賑やかな建物の中を足早に過ぎて、私がこの日に立ち寄って帰りたいという、大阪城梅林へとウォーキングの速さのペースで歩いた。
曇りだった空が青く開けて、見覚えのあるクリスタルタワーの横を通った時にはまぶしいくらいの太陽がタワービルに反射してその光が、川に光の影を落としているのが綺麗だった。
梅林に入ると早咲きの梅が芳香を放っている。
土曜日とあって、観梅の人が多い。
練習か修行なのか、三味線を弾く男性がいた。
梅に三味線はいいものだと耳を傾け、目は左右に咲く、紅、白、黄色と、早咲きの梅を楽しみ、香りに包まれて気分は春だった。
天守閣を右上に見えた頃から、突然の雪と動きを止められそうな風に驚いた。
春と冬が同居した大阪城梅林もまたよい。
満開の時に、もう一度来ることを娘に話して、歩いて家に向かう娘と別れて環状線森ノ宮駅から電車に乗った。