カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

小さい花にも

2008年02月23日 | ☆季節






Iさんが仕事をしていた畑

I家を訪ねた時、Iさんはここで畑仕事をしていた。

屋敷のすぐ前の畑で春の日の中で、せっせとお仕事をしているのに、「原稿用紙を持ってきました。」と大きな声を掛けた。

家に入るまでに、畑の土手に咲く、小さな花をそっと草の中から表に出して愛しそうに、「オオイヌノフグリ」 「これナズナ」 「ハコベも咲き出しましたね」と示してくれた。

カメラの使い初めなので、それでなくても、マクロ撮影の不得意な私は、指差される方をオートのままでズームもしないで撮ったので、画像の中で見つけてもらえるか・・・(画像にマウスを置いてください名前が出ます)


オオイヌノフグリナズナの花 


ハコベ裏庭のスイセン

土手に咲く、ごく小さい花にも優しい目を向けるIさんの姿を見ながら、先日読んだ「女性の品格」の中の、第4章品格のある暮らしに、「花の名前を知っている」という項目を思い出していた。
季節の華やかな花だけでなく、春先いち早く咲いている、小さな野辺の花に目を留めるIさんはそういう人なのだろうと。


コメント (6)
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