カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

ツバメのお宿・紀ノ川サービスエリア

2008年05月27日 | △ 旅 あれこれ ドライブ



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マウスオン・ワンクリック・3画像

阪和自動車道紀ノ川サービスエリアの建物の軒下部分のあちこちに、ツバメの巣があった。
可愛い子ツバメが4羽一斉に精一杯に口を開けて、親ツバメが食事を運んでくるのを待っている場面に出くわした。
口をあけることに一生懸命とみえ、鳴き声は聞こえない。
暫くカメラを向けて、親鳥が帰ってくるのを待っていた。
いくつも巣があるので、親ツバメたちが、しきりにこの軒下と外とを飛び交っている。
ベンチに座って待とうとふとベンチに目を移すと、先客がある。
羽休めをしているのだろうと、邪魔をしないで立ったまま、様子を見ていたが、間もなく建物の裏の方に飛び立っていった。
あの4羽の子ツバメの親ではなかったようだ。
また、裏の方から飛んできた親ツバメが、別の巣の中に頭を突っ込むように巣にとまった。3枚目の画像である。
最初の4羽の子達は間もなく帰ってくるだろう親ツバメを待っていた。
早くご馳走を持って来ると良いね。



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マウスオン・2画像

親ツバメがしきりに出入りする建物の裏に回ってみた。
綺麗に整備された散策道と植え込みがあった。
柵の向こうに、町並みとさらに彼方には、紀州の山の連なりがあって、気持ちの良い眺めが広がっている。
紀ノ川が見えるかと、柵の隙間から眺めたが川は、丁度柵の上の横棒の辺りの竹やぶの並びに沿って流れているらしく、見ることは出来なかった。
自然に囲まれた柵の向こうが、ツバメの親たちが虫を捕らえてくるのにいい環境になっているらしく、多数のツバメの飛行を目にすることが出来る。
「ツバメが高く飛ぶ時は晴れで、低く飛び時は雨が近い」そんなことをいつか聞いたように思う。
虫の居場所が天候に寄るからだろう。
よく晴れた昨日は、元気にツバメが飛び交って子ツバメのための餌集めに精を出していた。
このサービスエリヤはツバメの子育てエリヤでもあった。

コメント (10)
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