高畑に車を置いて、飛火野の紅葉を楽しみながら、学生時代からの友人と、奈良公園の秋を満喫した日でした。ここに来ますと、青春時代が甦ってきます。一番多感な時代を、この地で学べたことが、その当時よりも年を重ねた今、さらに幸せだったとの思いが深まります。
紅葉の始めは、南京黄櫨からです。楓に先駆けて森を彩ってきます。
春日野山の緑を背景にした、南京黄櫨の木立は、この風景が長く変わることなく飛火野の秋を、演出しています。
冷たい風の吹く11月の最初の日でしたが、鹿たちは陽だまりにのんびりと草を食んでいました。