公園には雑草は生えない
鹿たちが柔らかい新芽を常食にしてくれる
黒いぽつぽつとした鹿の糞は歩く人に踏み敷かれていつか芝生の肥やしとなり
優しい薄緑の芝を育む
草を食む鹿の首の線が美しい
頼りなげな細い足 これも美しい
食に没頭する姿も美しい
異国のお兄さんが手にした鹿煎餅
頭を下げながら近づいたこの子は目ざとい
お兄さんの優しい目が鹿の顔を見つめる
ここまではお兄さんにとって鹿とのいい関係が・・・
鹿の目が一点に集まる
お兄さんを見つめていない
ひたすら お兄さんの手の煎餅に集中している
離れていた子も寄って来た
こまった こまった
おねだり鹿の瞳が可愛い
参道から離れた所に群れる鹿たち
君たちおせんべいは当たらないよ
休憩!
リーダーが言ったか言わなかったか
集団でのお座りにそんなことを思う
向こうの二頭はこのグループではないようだ
そのうちお休みしますからね