カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

唐招提寺から奈良へ

2014年05月05日 | ちょっとおでかけ

 

 

車で来ていないので唐招提寺から、秋篠川を渡ってバス停に向かいました。青空を映した秋篠川には鴨が、後白波を残しながらのんびりと泳いでいます。車で来ていると、そんなのを見ることもなく次の目的地へと移動するところですが、歩くのがいいところです。

 

  

春日大社までのバスがなく県庁前が終点になっています。ゴールデンウイークの市内の交通の混雑ではバスの終点変更も仕方がないことでしょう。

道路の混雑は、奈良までずっと続き、自分の車で来なくて本当によかったとつくづく思いました。バスの中で同世代くらいのご夫婦と話しながら行ったのですが、奈良女子大の旧校舎が公開しているのでそれを見に行くのだということでした。

 

 

やあーっと終点県庁前に着きましたが、とにかく少し休憩して春日大社まで歩く力を取り戻したいと、すぐ近くの柳茶屋の暖簾をくぐりました。

 

 

名物のわらび餅を取りあえず、お腹に入れることにしました。

 

 

長いこと変わることなく昔 夫と来た時のままのようで、その頃にタイムスリップしたような落ち着いた雰囲気のお店です。

 

 

炉のある和室で、何人かの人がお食事をしたり、わらび餅を食べたりしていますが、とても静かで暫く休憩しながら坪庭のようなしつらえにも癒されました。

 

 

畳の部屋と障子、すだれの見える軒、古い額が、全くの日本調で奈良公園の中の建物らしいいい雰囲気です。

 

 

お抹茶とわらび餅は、美味しくてゆっくり味わいながら頂きました。

外の混雑から隔絶したお座敷での、わらび餅のきな粉とほんのりとした苦みのあるお抹茶は絶妙なバランスで、疲れた体を癒してくれました。

前々からここでわらび餅を頂きたいと思っていましたので、これも車での移動ではとても機会を得られないものだと、この日の行動計画に大満足でした。

コメント (2)
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