2日目の朝、出発の時は雨は降っていなっかったのですが、屋島ドライブウエーの途中から小雨となってしまいました。
このたびの旅行で唯一八十八所のお寺にお参りしたのが、この八十四番屋島寺でした。退職後すぐお四国お遍路をお寺のバスで一年半かけてお参りしてから二十年余り経っています。御朱印帳とおいづる、金剛杖お軸にはその足跡が残されていますが、記憶はとぎれとぎれです。この石段を上った日があったのかと感慨は無量です。
旅行の計画書には、瀬戸内海眺望(写真・スケッチ)と書いてくれてあったのですが、雨のスクリーンの彼方は・・・
この通り、かすかに煙るばかりです。
「晴れとったら、これ・このとおり。これを写しといたら~~~。」誰かが言った冗談を、本気にしてカメラに残しておきました。
お寺の周りを散策していますとこんな立札がありました。この広い山頂はお城の跡だったのです。
源平合戦の舞台となった古戦場の宝庫!歴史ロマンあふれる屋島へと昨夜貰ったパンフレットにあったのを思い出しましたが、何しろ眼下は雨雲の中でした。
屋島の後、瀬戸大橋を渡って四国を後にしました。もうこの頃には雨が止んでいました。きっと山の中だったので雨雲に包まれていたのでしょう。