五月二日撮影
今年2度目の花の寺二十二番・船宿寺です。2月18日、境内の残雪を気にしながら、満開の蝋梅の香りと春に向けて小さい黄色い花いっぱいの境内に立って、「もうすぐ春」というわくわくした時間をここで楽しみました。
今はお寺のある集落に入ると、参詣道の両側は勿論家屋の庭先からも、真っ白いオオデマリが重たげに枝先を下に向けて、見事に咲いています。
高台にあるお寺への参道の両側には、ツツジの植え込みも綺麗に花咲かせています。
5月2日に行ったのですが、カメラの日付の電池が切れていて、パソコンのフォトホルダーの全く別の所に入ってしまっていて、削除してしまったのかしらと諦めていた矢先、見つけることができホッとしました。 だから1週間前のお寺の花の開花よりは、もっと進んでいることでしょう。
翌日がお寺の花会式で、境内には大護摩を焚く準備がしてありました。
金剛葛城の山並みやその麓も、すっかり初夏の色彩になり、雲一つない青空がとてもきれいな日でした。
石楠花の小路への途中、優しい観音様にご挨拶してしばらく行くと左の竹の柵に中に、九輪草が昨年よりも増やして育ててありました。
「九輪草が咲いています」と木札が立っていましたが、その向こうに華やかな色彩の広がる石楠花に惹かれて、皆さんはさっさと通り過ぎて行ってしまいます。
こんなに美しく咲いているのですから、華やかな方に急いでしまうのでしょうね。
どの花も旬に咲いてくれるので、みんなみんな訪れる人を待ってくれているのでしょう。
そして、私はあなたたちに今年も会いに行ける、ことに幸せを感じるのです。
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