カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

しまなみ海道 ③・海流が見える展望台 来島海峡

2014年05月21日 | △ 旅 あれこれ ドライブ

 

 

  

1枚石に彫塑した作品渦潮のレプリカですが、この日はいつ雨が降るかわからない空模様だったので、糸山までは上らず、売店や食堂などのある展望台から写生の人に合わせた時間帯で、飽くことなく海を見つめていました。

 

 


 この海峡は「一に来島、二に鳴門、三にくだって馬関瀬戸」とうたわれたように鳴門海峡、関門海峡とともに日本三代急潮として知られています。小さな島々が点在する瀬戸内海きっての景勝の地。来島海峡は四つの狭い水道に分かれ潮の流れは10ノットにも達します。また、直径10メートルの八幡渦が発生します。この八幡渦は大浜の八幡神社の大祭の時に島から来たみこしが海を渡る途中、この渦に巻き込まれて沈んでしまったことからこの名前がついたそうです。 

 画像が多くなりすぎますので6枚をコラージュしました。ふつう海が荒れていないときは、鏡のようなな海面でありさざ波くらいは風によって見られるのですが、展望台から見た海は、右から左へ明らかに流れているのが見えました。稚拙な写真なので、私が目視して「あれ!海が流れている。」と言いながらシャッターを押したのがうまく映っていなくて残念です。

 

 

来島海峡は一日1000隻あまりの大型船・中型船が航行する瀬戸内海の難所。

暫く海を見つめている間にも、絶え間なく視界の中に船の行き来が見え、日ごろ海とはかけ離れた地で暮らしている私にとては、なかなか面白い風景でした。


 また、この来島海峡の急流に揉まれて育った瀬戸内の小魚類や鯛の類は絶品の味ということを聴いていましたので・・・。 

 

 

途中のSAで大好きなじゃこてんを買って、おやつ代わりに食べて美味しかったこと。真空パックをして5枚入りになっているのを、家へも自分のおかずにも、荷物を気にせずたくさん買って帰りました。カルシュームの補給源として美味しいじゃこてんは絶品です。 

 

 

 

この日の宿泊は、高松・栗林公園の前でした。まだ明るさの残っている頃、割り当てられた部屋に入って カーテンを開けると眼下にこのおじさんの立派な銅像が目に入りました。

おじさんとは失礼なことでして、高松出身の三木武吉氏の銅像であることが下に下りてから分かりました。

このバス旅行は観光旅行ではなく写真、絵画の研修が第1の目的で、皆さん美術展に向けての作品作りに熱心です。

栗林公園は予定に入れていないので、行きたい人は明朝早く自由にとのことでした。入門は日の出から日の入りまでで、季節によって異なるとの粋なはからいになっていましたが、3度ここに来たことがあるので、早朝早起きは苦手な私、パスすることに決めていました。

 

夜はホテルの方に紹介してもらって、中央商店街のアーケード街を随分歩いて、目的のお店にいきました。


高松市街は、城下町特有の一方通行が多い碁盤の目状の中心街。
その高松の中心核ともいえる高松市中央商店街は8つの商店街で構成された全長2.7km(日本一の長さ)の大アーケード街。(これは貰った地図に書いてありました。

アーケードの上を見上げるのでなくカラー舗装の足元に興味がありました。上の干支の略画が1ていの間隔を置いて埋め込まれていましたので、12支をみんなカメラに収めたつもりでしたが、パソコンに入れてみますと10支しかありません。午と巳を抜かしていたのです。だれかが立ち止っていたのか・・・。

 

このお店でした。お箸に「かがわのひのき」と焼印を押してあるのを見て、奈良では「よしののすぎ」の焼き印は見たことがないと木材に拘っている四国の人の気概を感じました。お料理は魚がとても美味しかったです。

  

 

アーケード街のマンホールの蓋です。山は屋島でしょう、「那須与一・扇を射落とした」こんな歌を口ずさみながらホテルへ戻りました。

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高天原の山野草園 エビネ満開

2014年05月20日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

デジブック 『高天原の山草園』

 

しまなみ海道・休憩ついでに、金剛山の麓の高天原山野草園の今をお伝えします。

撮影は5月16日です。

エビネの花が満開で、手入れの行き届いた森の中に、木洩れ日が優しく花たちに光を注いでいます。

山の下の町ですでに咲き終わった、ツツジや石楠花も、エビネの花と相まって、森は絶好の散策日和でした。

初めてここに来た日のブログに、毎日のようにアクセスがありますので、最新情報としてデジブックにしました。

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中興忌梵網会(うちわまき)唐招提寺

2014年05月19日 | ☆ ふるさと・大和

しまなみ海道は少し休憩して、今日行ってきた唐招提寺のことを書き残しておくことにしました。

うちわまきは2012年5月19日から21日まで3日間にわたって、書いていますので今回省略して、少しだけ別のことについて書くことにしました。

「5月19日午後1時より当山恒例の中興忌梵網会(うちわまき)法要を厳修いたします。」とのご案内状を頂きました。

4つの項目が書かれていました。それに沿って画像の編集をしてみました。

1・当日は法要中に 南都晃耀会の舞楽奉納がございます。(招待状文面)

舞楽奉納

 

 

金堂と講堂の間に奉納舞台が作られています。

 

金堂から講堂に向かって、舞楽奉納の楽師の方々が太鼓、笙、篳篥、竜笛などご古典楽器をこの場で奏でます。今か今かと私も含め見学の人、カメラの人は待ちかねます。講堂では僧衆が入堂して、堂内での儀式を執り行っておられるようですが、外にいるものにはその様子が全く分かりません。

 

 

 

 

 

 

講堂での儀式が終わり、金堂の厚い木の扉が開くと、上の画像のように華やかな装束を身にまとった、舞楽の奉納が舞台の上で舞われます。

ずっと立ち尽くしていたのでこの頃には足が痛くなって、我慢するのに相当の努力を要した私でした・。

1・全国諸名士の方々に御揮毫奉献頂きました「絵うちわ」「絵うちわ百双屏風」を境内に展観しております。(案内状の文)

絵うちわ・絵うちわ百双屏風

 

 

 

 

 

 

 

1・抹茶呈茶席は、中興堂横、萩の席と僧坊にて午前10時から(ご案内五百名様とさせていただきます。)表千家同門会奈良県支部が奉仕されます。

 (招待状文面)

抹茶呈茶席 

 

 

 

 

 

うちわまきは午後3時から行われます。

最後のうちわまきは見ないで帰ってきました。招待者はうちわまきには参加できないとのことです。見ることはできます。

記念品としてうちわを頂けますが、抽選で、幸運ならば絵うちわが当たります。私は絵うちわが当たりました。書家の方の素敵なうちわでした。

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瀬戸内しまなみ海道 因島大橋・多々羅大橋 思い出すまま ②

2014年05月18日 | △ 旅 あれこれ ドライブ

 

 

  海と島と因島大橋のすばらしい眺めを楽しめるとのことで、遊歩道を暫く散策しました。

写真を撮る私はその辺りをうろうろ散策しましたが、絵画の人たちはお気に入りの場所を見つけて、スケッチに余念がありません。

 

  

 

 

  

大浜パーキングエリアで、因島大橋の絶景を眺めながら、朝食兼昼食をしました。出発が五條を早朝だったので、朝食をしないできた人もありました。

 

私はタコ天丼という初めて食す丼でしたが、柔らかいタコの天麩羅が揚げたてのアツアツで美味しいものでした。 

 

 

しまなみ海道の尾道側から4番目の橋で、広島県と愛媛県との県境にかかる斜張橋です。
この橋は完成時には斜張橋として世界最長を誇り、その鳥が羽を広げたような美しい姿です。

橋の支柱の下で手を叩くと「鳴き竜」と呼ばれる、パーンと乾いた音が反射しながら空に向かって登っていくような現象が体験をしたことを四国遍路をしたときに体験させてもらったことがあります。

 

 

今ではこの橋より長い斜張橋が中国にできているそうです。

 

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  瀬戸内しまなみ海道・橋 ・島 思い出すまま ①

2014年05月17日 | △ 旅 あれこれ ドライブ

 

 

 

5月14日~15日 あまり良いお天気ではなかったが、海、橋、船と海のない県に住む私にとっては、すべて楽しいに尽きる小さな旅でした。

美術協会のサークルに参加させてもらって、毎年作品つくりの人たちに同行させてもらえる幸運に、今年もお天気など気にしないで、あちこちカメラに収めることのできるだけでもいい時間を持つことができました。

 

 

福山サービスエリアで休憩

 

 

 

 

 

降ってはいなかったけれど、今にも降ってきそうな遠くの山並みを、吹き飛ばしてしまいそうな、美しいバラの花の植え込みのあるサービスエリアの敷地の中を歩のもマイクロバスの旅の楽しみの一つです。

 

 

広島県尾道市尾道福山自動車道国道2号松永道路西瀬戸尾道ICを起点とし、向島因島生口島大三島伯方島大島などを経て愛媛県今治市今治ICに至る、延長59.4km(ウィキペディアより転載)を走りながら「この島で下りようか」とか「ここは描くとこあるかな」とかいくつかの島に立ち寄ったりしながら、係の人と運転手さんと相談しながら、気楽なドライブです。

 

 

階段を上りきると、目に入ったのは美しい橋の全景でした。

     

 

   

そんな調子ですから、カメラ以外に記録を取っていなっかった私は、こうして写真の整理をしていますと、どこがどこだかはっきりしないところが多くて、ただただ、橋の線の美しさや小さな島が近く遠くにあるのが、海に上にまるで浮かんでいるようで、そんなのを捉えていました。

5月14日6584

5月15日15048

5月17日9319

 

 

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