秋分の日の午後所要からの帰り、山麓線を走っていて、一言主神社近くに来ますと色鮮やかな彼岸花が、田の畔道を彩っているのが目に入りました。先日来た時よりはるかに花の帯が伸びているように見えました。
彼岸花の花盛りと訪れた人盛りで、駐車スペースさえなく、「撮ったらすぐ戻るから、邪魔にならない所に、移動して待っていて。」と友人に頼んで大急ぎの撮影でした。クリックして大きい画像でご覧ください。
ゆっくりできたら、畦道を少し向こうの方へ行きたかったのですが、それはとても無理だと思って、下の3枚まで撮って引き返しました。
黄色い稲穂と真っ赤な彼岸花が金剛山麓の方に段々になっているのが、今とても綺麗でした。
今車を走らせてきた山麓線に戻るには、転回させるところもないので、山麓線の下の葛城の道を通って、集落の中へ入っていきました。山麓線ができるまでの葛城古道だと思います。
彼岸花の咲く土手が次第に高くなって、ここが最後の場所でしたので、金剛、葛城山をバックにした彼岸花を撮りました。
ここから先は集落の家々の並びがあります。
一言主神社の一の鳥居は、このような集落の中に建っていたのです。いつも山麓線から神社に下りていくので、この鳥居は初めてでした。一対の石燈籠があったのでしょうが、片方の灯りの入る部分がなくなっているのが、今になってとても気になります。
今年の彼岸花は、これで撮り納めになるのだろうと、花一面の美しい時に出会えた「彼岸の中日」でした。
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