カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

明日香 稲渕の棚田 案山子ロードを楽しむ

2014年09月14日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

今年も稲渕の棚田を、案山子たちを楽しませてくれと季節がやってきました。

ジャンボ案山子は「金太郎さん」。足柄山の金太郎さんではなくて、稲渕を守る金太郎さんです。

その金太郎さんを見上げながら、案山子ロードをたどって頂上まで来ました。

「♪むらのかじやさん ♪」思わず口ずさみたくなります。今年のテーマは「昔話・童謡・唱歌」などの子供の世界です。さあどんなお話が・どんな童謡の場面が待っていてくれるでしょう。

デジブックでお楽しみくだされば、うれしいです。 

 

デジブック 『案山子ロードを行く』  

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明日香 棚田を辿れば彼岸花

2014年09月13日 | 季節の花

 

 

秋晴れの間に稲刈りをするのでしょう。昨日今日と裏の農道を移動する耕運機の音が、何度も聞こえてきます。

そんなころ、例年だと土手に彼岸花の赤い色が、ちらちらと見えてくるのですが、近くの田の畔にはまだ1本の彼岸花も見えません。

きっと一斉に花を咲かせるのでしょう。

  

 

 

昨日行った明日香稲渕の棚田の彼岸花です。

赤い花は、まだちらほらと緑の畦道に咲いていました。緑の中の赤い花は、たった1本でも。存在感のあるものです。 

 

 

  

ここから見える棚田の曲線がとても好きです。 もう少し季節が進みますと、赤い彼岸花がその曲線を彩ることでしょう。

 

棚田の尽きる辺りの「朝風広場」には、黄色い彼岸花が沢山咲いています。もう何年も前はごく少なかったのですが、植栽したのか自然に増えたのか、毎年花が増えてきています。赤い花が咲く前に先に咲く黄色い彼岸花が、土手いっぱいに広がっている今が、遠くからも目に付くようになってきています。

この辺りは木蔭もあっていい風が吹き抜けるので、お弁当を開く人たちも見かけます。 

 

 

白い彼岸花も所々に咲いています。 

 

すっかり秋の空になった明日香稲渕の棚田の、頂上近くの「朝風広場」です。

この連休中にはきっと多くの人たちの訪れがあることでしょう。

明日は、案山子たちに登場してもらうことにします。

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萩 すすき 明日香風に揺れて

2014年09月12日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

 昨日と今日とでは、空気がすっきり入れ替わったように爽やかになりました。

午前中の明日香の空は高いところの雲が、たなびいているようでここにも秋を感じます。

  

国営飛鳥歴史公園石舞台地区を、ぶらりと歩いてみたい気持ちにかられて、車を置いて外に出ました。今までは暑さと湿気で、なかなか外に出てみようという気にならなかったのですが、今日は気持ちも外に向かっていました。

 

 

 ススキの向こうに、石舞台前広場の舞台が見えます。

  

いい風が吹き抜けていきますので、この木の舞台で寛いだり、寝転んだろ、すっかりお昼寝状態の人もいます。

明日からこの舞台や、明日香の各地で楽しいイベントは行われるとのことで、その準備らしい大がかりな道具のようなものが、あちこちに置いてありました。夜でなかったら出てきたいところですが、どうも夜には家を出にくくなっています。

 

  

広場の端のほうにこんもりとした萩の花の集まりがあります。傍に行きますと、こぼれんばかりに花をつけてきれいです。

この万葉の里に萩の花が多く植栽されているのは、古代の人たちは萩の花をことのほか愛でたからでしょう。 

      

万葉集には萩の歌が、142首あって、花のうちでは1番多いそうです。

時々萩の花のことをブログに書きますので、重なるかもしれませんが、この機会に十首ほどあげてみましょう。

 

 

0120: 我妹子に恋ひつつあらずは秋萩の咲きて散りぬる花にあらましを

0231: 高円の野辺の秋萩いたづらに咲きか散るらむ見る人なしに

0233: 高円の野辺の秋萩な散りそね君が形見に見つつ偲はむ

0455: かくのみにありけるものを萩の花咲きてありやと問ひし君はも

0970: 指進の栗栖の小野の萩の花散らむ時にし行きて手向けむ

1363: 春日野に咲きたる萩は片枝はいまだふふめり言な絶えそね

1364: 見まく欲り恋ひつつ待ちし秋萩は花のみ咲きてならずかもあらむ 

1365: 我妹子がやどの秋萩花よりは実になりてこそ恋ひまさりけれ

1514: 秋萩は咲くべくあらし我がやどの浅茅が花の散りゆく見れば

1530: をみなへし秋萩交る蘆城の野今日を始めて万世に見む

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慈光院 この美しき庭園

2014年09月11日 | ☆ ふるさと・大和

大和郡山市小泉町の 臨済宗大徳寺派 慈光院へ行ってきました。

退職した当時に会の県内社会見学で、20年くらい前に連れて行ってもらって以来のことです。

 

 

 

 禅寺庭園にしては、石をほとんど用いず、多くの種類の木々を用いた庭にされているのは、茶席の庭として季節ごとの風情を楽しめるように策定されたものであることが、頂いたパンフレットに書かれていました。

この近くを通る機会はよくありますので、通るたび美しさに感動した昔を思い出して、ここにだけ来ることを目当てにして、お参りをし、庭園を愛でたいと思っていました。

自然の狂ったような今年の夏のサイクルの後、思い立って静かな空間に自分を置くひと時を持ちたくて訪れました。

 

デジブック 『慈 光 院 』

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秋は空から

2014年09月10日 | ☆季節

少し荒いけれどうろこ雲というか、いわし雲とというか、とにかく今迄の山際から立ち上ってくる、モクモクした入道雲がすっかり消えて、高い空に秋の雲が今日は見えています。 

 

玄関から見た空も 

 

裏庭から見た空にも 

 

西の空も 

 

真上を首が痛くなるほどのけどっても 

 

どこもうろこ雲が不規則に並んでいます。もっと細かい鱗だと綺麗ですが、この 雲は雨が近いというようなことを聞いたこともあります。

夕方のニュースを見ますと東京方面が猛烈な雨だとの報道です。東京方面のブログ友の方がたくさんいますので、心配しています。

こちらも今夜は降るような予報が出ています。無茶クチャな降り方だけは、どこでもしませんようにと祈念しています。

      

ひまわりに挨拶したかどうか、アオサギが一羽裏の道を歩いています。窓越しに少しカメラで追ってみました。ときどき首を伸ばして辺りをうかがっているようです。稲刈りがまだ済んでいないので、田の中の虫にありつけないのかまた道の真ん中に出てきましたが、向こうからバイクの人が来たので慌てて飛び立ってしまいました。飛び立つ時シャッターを押したのですが、こんな撮影は苦手です。(クリックして画像を大きくしてご覧ください。 

 

  

アオサギのいた上の空の鱗は、やや細かいです。

こんな秋の空を見たり写したりがやっぱり好きですね。    4786  

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