境内のあちこちが山吹色に変わるには、少し早いような咲き具合でしたが、国宝、重要文化財が多くある古刹栄山寺には、
山吹の花ががよく似合います。
国宝の梵鐘は小野道風の書と伝られています。
お寺のパンフレットによりますと、京都神護寺の鐘と宇治平等院の鐘とここ栄山寺の鐘は、平安三絶の鐘とされて入りことが記されています。それにしても鐘楼をもっと立派にならなかったのかしらと、見るたび思います。
本堂の薬師如来坐像とこの石灯籠は、ともに重要文化財です。
国宝八角円堂は、藤原仲麻呂が、父母追善供養のために天平時代に建立されたもので、日本建築史上重要な位置を占める建築物です。
桜に入れ替わる頃の山吹の花です。
境内の外の道路の下は音無川の流れが見えます。
山吹の花のほかにも、境内にはいろんな花が見られるようになってきました。
在職当時低学年の遠足は、どこの学校もここだったのですが、今はどうなっているのでしょう。
この日、市外の学校の先生が遠足の下見に見えていました。