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   ある日のできごと、心の呟き、よしなしごとetc

「後妻打ち(うわなりうち)」

2011年06月12日 | 言葉・文字・書籍
最近楽しみにしているテレビ番組のひとつは、NHKの毎週木曜午後10時~「タイムスクープハンター」。
ドキュメンタリー風歴史番組です。

http://www.nhk.or.jp/timescoop/

第2回の「髪結い ちょんまげ騒動記」を見て、「面白い!!」と思い、それからずっと見ています。

先日の第5回の「修羅場!決戦の妻たち」は、中世から行われた独特の風習である、「後妻打ち(うわなりうち)」を扱っていました。

男性が妻と離別して1ヶ月以内に後妻をむかえたとき、先妻が予告のうえで後妻の家を襲うという風習があったというのを、このテレビを見て初めて知りました。

「修羅場!決戦の妻たち」では、夫から離婚された先妻が、親戚や知人友人の女性に加担をお願いして人数を集め、竹刀や箒を携えて後妻方に押し入り、後妻方の女性たちと打ち合います。前妻の演技力が後妻のそれを超えていたという筋立てが面白さを更に増幅していて、いい出来でした。

「後妻打ち」を「うわなりうち」と読むということも覚えました。
勉強になります。

※広辞苑には、「うわなり(後妻・次妻)」は、「最初の妻に対して後にめとった妻。めかけにもいう。のちぞい。ごさい。」とありました。

この番組ではいつも「absolute position」と「absolute time」が出てきます。
「absolute fool」な私でも、「absolute」という単語になじんできました。

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