Remembrance 2006/09/06-2020/06/08  2020/07/01-

   ある日のできごと、心の呟き、よしなしごとetc

京都府木津川市 恭仁宮跡

2019年05月12日 | 
海住山寺(かいじゅうせんじ)参拝の後、周遊バスに乗り、恭仁宮跡に戻りました。

12時30分 海住山寺バス乗車

バスは2kmの狭い道を下っていきます。

下っていくハイカー数名を追い越しました。
上りだったらかなりしんどいでしょうが、下りなら歩けそう…かな。

12時40分 バスは恭仁宮跡に到着しました。



久邇小学校の北隣に大極殿跡があります。

木造の体育館  

石段の上が恭仁京大極殿跡  

            

ここに大極殿があったんだ!!  

ガイドさんから「恭仁宮辺りで詠まれた万葉歌」と題した1枚の紙をいただきました。
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十五年癸未の秋八月十六日に、内舎人大伴宿禰家持、久邇(くに)の京(みや)を讃(ほ)めて作る歌一首

今造(つく)る久邇(くに)の都は山川のさやけき見ればうべ知らすらし (巻六)
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聖武天皇は、4度も遷都を繰り返したそうな。

天平12(740)年12月、平城京から恭仁京に遷都し、天平16(744)年2月に難波宮へ、745年には紫香楽宮へ、そして同年、地震や火事などが頻発したことに不安を感じたのか、平城京へと戻ります。



ガイドさんから恭仁宮についての説明を受けました。

恭仁宮は、たった3年3ヶ月間の都だったそうです。

が、恭仁宮で、国分寺・国分尼寺の建立や墾田永年私財法など、歴史に大きな影響を及ぼす施策が生まれたそうな。


三方を山に囲まれ、南には木津川が流れていて、のどかな景色でした。

大極殿跡の東、国分寺跡は広々としていて、子どもたちの遊び場にいいなぁ。

国分寺跡  



ガイドの方の丁寧な話しぶりから、恭仁宮のあったこの地に誇りを持っておられるのがわかりました。



お昼ごはんは何も持参しなかったので、ちょうどオープンしているという「ほっこりカフェ」へ行きました。



コスモスの苗、茹でたタケノコ、お餅、ローリエ等々が販売されていました。
どれもお手頃価格です。



私のランチ  

     五平餅 100円
     こんにゃく 100円
     パン 150円
     コーヒー 100円
     くずまんじゅう 50円  ※2個入り(100円)ですが、同じテーブルの人と1個ずつ食べました。

どれもみんなおいしかった~!!
とりわけこんにゃくは本物の味!
パンも美味しい!!
くずまんじゅうは冷えていて、最高!!

サマーオレンジを絞ったジュースまでごちそうになりました。



帰り際に、さわやかな味のサマーオレンジ(1袋100円)を買い求めました。

     

案内してくださったガイドさん  


14時10分 ガイドさんに見送られながら、バスは発車しました。



次のバス停の現光寺にはすてきな仏像があるそうな。
でも、同日に二つのお寺を参拝すると、頭の中でちょっと混ざってしまいますので、今回は現光寺へは立ち寄らないことにしました。

現光寺は次の楽しみにします。

今秋にもこのような楽しい企画があることを祈りつつ、木津駅東口まで周遊バスで送っていただきました。

木津川市は、歴史があり、自然も豊かで、よいところだという印象が残りました。


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