大神神社ではギンリョウソウが見られると聞き、4月18日(火曜)に出かけることにしました。
ギンリョウソウは、山地のやや湿った林内に生える腐生植物 です(菌根菌から栄養を吸収する)。
光合成色素がないため、全体が白色。
高さは15cm程度でしょうか。
私にとってのギンリョウソウは、以前播州清水寺登山道で見かけたギンリョウソウのイメージです。
3本ほどの白いのが、湿っぽい、落ち葉のある地面に立っている姿。
しかし、大神神社の「銀竜草」の看板があるところに生えているそれは、とても大きな集団でした。
神宝社の手前
くすり道から狭井神社へ行くところ
狭井神社の手前
花が終わりになると見た目がギョロッとした目玉親父のようになると聞きますから、これはまもなく終わるのでしょう。
看板のないところにもきっとギンリョウソウは生えているだろうと思い、眼がギンリョウソウを探しました。
狭井神社の近く
活日神社の林間
天皇神社の石垣辺り
御神体三輪山のふもとで、たくさんのギンリョウソウに会い、ありがたい時間を過ごさせていただきました。
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https://www.biol.tsukuba.ac.jp/~algae/FS/ginryousou/index.htmlより引用
ギンリョウソウ 銀竜草
Monotropastrum humile
真正双子葉類 キク目群 ツツジ目 ツツジ科 ギンリョウソウ属
日本全土の温帯~暖帯域に分布。山地のやや湿った林内に生える腐生植物 (菌根菌から栄養を吸収する)。光合成色素がないため、全体が白色を呈する。高さ約20cm。葉は退化的で鱗片状、互生する。
花期は5~8月。茎の先にうつむいた白い花をつける。花冠は筒状で3~5裂する。雄しべは10本。雌しべの柱頭は盤状に広がり、やや紫色を帯びる。果実は液果、下向きのまま熟す。
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