見事一位の栄冠を勝ち取ったSpiderV6(SOHC)
Drは商売柄1960年代後半からのアルファには殆ど乗りました。
年代的な設計の差があり全てを同じ土俵で競わせるのは無理があるかもしれません。
しかし、そういう事情を度外視して新旧を不問にして何が一番乗って楽しかったかとなるとDrの結論は巻頭のSpiderなんです。
白眉なSOHCエンジン GTV6、164、ES30も同じ
fun to driveで有るためには当然パワートレインのウェイトは大きいです。
このSpiderにはあの官能的度ナンバー1のGTV6のSOHCエンジンが搭載されています。
低速域から平均してトルクを出し上限まで限りなく回る上に官能的なサウンドを醸し出すこのエンジンはDrをして傑作と言いたいです。
秀逸なハンドリング Tyoe916共通の美点
パワートレインに加えてfun to driveで有るためには優れたハンドリングも要求されます。
こちらもこのType916は回頭性もよく殆どアンダーステアを感じさせないニュートラル感覚でコーナーをクリアー出来ます。
殆どのドライバーは自分の腕が上がったと錯覚するに違い有りません。
実はこのSpiderV6(SOHC)はFAJ正規物には存在しませんでした。
正規物は全て2.0TSで後にV6(24V)もモデルに加わりました。
よって国内に現存するV6(SOHC)は全て並行輸入車ということになります。
当時かのM田コレクションのM氏がこの同型車を買い込み試走するや帰ってこなかったという逸話がありますw。
降りるのが惜しいくらい楽しいクルマということの証明ですネ!。