ジュリア2000GTVを修理中
文字通りジュリアガレージにてメンテ中のジュリア2000GTVです(ややこしい)。
脚が不自由の中、松葉杖でカメラを担いで取材するDrの取材魂は褒められます 。
レストアされた2000GTVは、基本的に上々のコンディションですが、壊れるときは壊れます。
今回は不動とかではなく、ステアリングギサボックスからのオイル漏れと言う定番修理です。
部分修理ではなく、新品(リビルト)に交換します。
入庫に合わせて、予めパーツは用意しておきました。
しかし、恐れていた問題が発生しました。
過去の経験で、長さに種類があるのは承知しており、部品屋さんにも重々確認してのオーダーでしたが、
なぜか届いたのは非適合でした。
取り付け可能ではあっても、ステアリングが随分と前方に飛び出して実質的に不可です。
再度オーダーし直しということになります。
納車直前の124クーペ
細部の手直しもあり、やや時間を費やしましたが、何とか完成しました。
今週に、新たなオーナー様に嫁ぐ124クーペです。
カーペット張替えとコンソールレストア
Rrも同様
メカは上々の調子ですから、インテリア細部のプチレスのみの作業でした。
予め車検(3年)を取得してメンテ作業も終えて、テスト走行も完了しているのは後がラクチンです。
テスト中に、冷却電動ファンSWが壊れてオーバーヒートしたのですが、納車前で対処出来たのは不幸中の幸いで
ありました。
入庫したてのSZを修理?
メカチェックの結果は、たいへん好調でNPでしたが、唯一クーラーが効きませんでした、
この年式では、壊れていて普通とも言えますので、落胆はありません。
ガスが一本分ほど足らないだけでしたが、ついでにレトロモデファイを決行しました。(ショップ流行の作業)
真空引きの図
作業はズムーズに行き、晴れてR134aの現行冷媒で。冷えるようになりました。
冷媒漏れはあるかもしれませんが、漏れテストでも現行冷媒では低コストで可能です。
7月は特に国産部の車検ラッシュなんですが、担当の最長老の工場長が足首を骨折と言うDrと同じようなトラブル
に見舞われました 。
当然作業を出来るような状況ではなく休職中であります。
先ず、一ヶ月は覚悟しないと駄目でしょう。
抜けた穴は、助っ人O氏に手助けして貰って切り抜けます。