デントとは、"くぼみ"とか"凹み"という意味なので、デントリペアとはクルマの
ボディに生じた凹みを修理するという意味ですね・・
今回はそのレポートです。
FIAT500デントリペアの作業風景
凹みが見えるでしょうか?(凹みの写真を取るのはなかなか難しいです・・)
このライトは微妙な凹み具合をチェックするのに欠かせない道具のようです。
現場で使いやすいように、ご自分でACからバッテリー駆動方式に変えられたとか・・
最初、『何しまんねん!?、塗装が傷つくのでは?』と驚いたハンマー作業。
直接ハンマーで叩く作業もありましたが、塗装を傷つけない材質でできているそうです・・
外からの衝撃で凹みが生じた場合、すべてが凹むわけではなく、月のクレーターように
外に出る部分があってそこを叩くんだとか・・
これは何でしょう?
つまみに見えると思った方は、イイ線いってます・・
そのつまみの部分をこんな道具を使って引っ張り上げて、凹みを外に出すんです
つまみのサイズはいろいろあって特殊な?接着剤で一時的にくっつけます。
剥がすときは、これまた特殊な溶剤?を流すとカンタンに剥がれちゃいます・・
これも外側に引っ張り出す道具 赤い可動部分をコンコンと棒の黒い終端のつばに当てて
慣性を利用して、鉄板を外に引っ張るという感じです・・
突然の凶器登場!?
これは何かと申しますと・・
このツールをドアとウインドウの隙間に入れて、内側から鉄板を起こして修正するんです。
(上記写真2カットの手首の角度の違いに注意)
段々凹みがなくなってきました。
大まかな作業を紹介しましたが、実際はハンマー作業を始め各工程をいったりきたりされており、
複雑かつデリケートでとてもカンタンには真似できないプロのお仕事でした!