ショップにはいつも自動車雑誌の新刊があります
最近ふと気付いたけど長い間自動車雑誌を見ていないような気がする・・。
それはクルマ屋のオヤジとしては淋しいことですね。
Drが読まなくなった理由なんですが・・・
クルマ屋だから??(食傷気味ということ)
昔のように楽しいクルマが無い(没個性化)
少なくともDrはクルマ屋を始めるまではすごく自動車雑誌マニアでありました。
楽しかった1970年頃の自動車誌
一変したのはクルマ屋を初めていつものごとく帰宅時に本屋で自動車雑誌コーナーに自然と足が行き立ち読みしていたらすごく自己嫌悪になったことです。
それは楽しいはずの立ち読みがなんか仕事しているような気になりました。
普通の人なら楽しいはずがDrは朝から晩までクルマ漬けだから公私の分別もなく寝ている以外はすべてクルマクルマクルマということになるわけなんですね。
これは一般の人から贅沢といるかもしれませんが人間そういうものなんですね{。
ステーキが好きだからと言って毎日なら・・わかるでしょう?。
話がそれましたがDrが決してクルマ嫌いになったわけではありません。
好きな物を仕事にしてしまった代償というのは永遠のテーマかもしれません。
お客様も時折言われることばが「最近欲しいクルマがないネ」ということです。
確かに個性あるメーカーは無くなるか吸収合併で個性を奪われました。
世界的にどのメーカーも形は似たり寄ったりになりスペックもあんまり変わりません。
若者のクルマ離れもあるけど我々専門ショップ経営者としても辛いところであります。
個性的なメーカーが多かった70年代は趣味クルマの宝庫でした
もうあの時代に戻ることは絶対ないし懐古趣味で旧車を維持するのもコストにリスクがあります。
ついでに言わして貰うと自動車雑誌にも個性がなくなりました。
Drの時代はまさにカーグラ命みたいなところがあり小林影太郎さんはまさに教祖でありました。
みんな小林さんの乗ったクルマは絶対に乗らねばとこぞって買いました。
しかし今はほとんどの雑誌がカーグラ(CG)みたいになりました(苦笑)。
CG誌に責任はないけどクルマと同じでみんなが進化したのと同時に没個性化したと言えましょう。
クルマに個性がなくなって自動車雑誌も楽しくなくなったのもあるでしょうね。
ネットの情報もあるのは否めませんがもっと昔みたいに必死?で雑誌を読みふけた時代が懐かしいDrであります。
たぶん・・・・・
クルマ屋をやめたらもっと真剣に雑誌を読みます(笑)