孤帆の遠影碧空に尽き

年に3回ほどアジアの国を中心に旅行、それが時間の流れに刻む印となっています。そんな私の思うこといろいろ。

マレーシア・マラッカ旅行  B級グルメも楽しいマラッカそぞろ歩き

2014-09-05 17:54:52 | 東南アジア

(回転式展望タワーからマラッカ海峡を望む)

マレーシア・マラッカ観光6日目

インド人街
午前中の散策を終えて、ホテルの部屋で涼んでいます。
マラッカの中心街・世界遺産地区は町全体が禁煙で、いたるとろに「smoke free]の掲示が貼られています。
“ご自由にお吸いください”・・・・ではなく、禁煙の表示です。

ただ、そうは言われても喫煙者にとっては、暑い中を歩き回って一休みするときぐらい一服したいのが本音。
「smoke free]の掲示を見ながらも、日陰で吸うとか、吸わないとか・・・・

冷房が効いた部屋で、周囲を気にせず・・・ということでは、ホテルの部屋が一番です。

マラッカ中心地区はチャイナタウンで、古い家並みがびっしりと並んでいます。
ホテルもそういうチャイナタウンにあって、歩き回るところもチャイナタウンの中が多いということになると、マラッカ全体がそういう古いチャイナタウンであるかのようにも思ってしまいます。

しかし、当然ながら、そういうエリアは観光を主体にしたマラッカでも特殊な区域であり、チャイナタウンの外には通常の市街地が広がっています。

今日午前中は、チャイナタウンの北東周辺部を歩いてみました。

新しく建設される高層ビルもあれば、取り壊される古い家屋もあります。

商店・会社の表記にはやはり漢字が多く、経済主体は華人であることをうかがわせます。

そうした中に、インド風のものも散見されます。
マレーシアは人口の1割弱がインド系の複合民族国家です。

バナナリーフのカレー屋さん、サリーを売るお店、インド風のお香の香り、ヒンズーの神様に捧げる花でつくったレイ、店先に置かれたガネーシャの像・・・・。

上から眺めると、マッラカ海峡も
そんな通りを歩いて、観光地区中心のオランダ広場に戻ってきました。
以前から気になっていた展望タワー(「ムラサ・タミンサリ」 高さ110m)に行ってみます。

展望部が回転しながらタワーを上り、上でしばらくとどまったのち下りてくる・・・というものです。

マラッカの歴史遺産とは無縁のしろものですが、上ってみると結構楽しめます。
何より冷房がガンガン効いているのがうれしいところです。

上からの展望で一番いいのは、海が見渡せること。
日本経済を支えるシーレーンの重要箇所であり、歴史的にも様々な物が行きかったマラッカ海峡です。

中心地区の古い家が軒を連ねるエリアも、上から眺めると周辺との違いが明らかです。

チキンライスボール、サテにニョニャ・スイーツ
タワーを下りると丁度お昼時。
観光のメインストリートであるジョンカー・ストリートに戻り、マラッカ名物のチキンライスボール(鶏飯粒)とサテ(肉の串焼き)を食べることに。

チキンライスボールは、鶏肉の旨みがしみ込んだご飯をピンポン玉ぐらいの大きさに丸めたもの。
お店によって差はあるのでしょうが、“言われるほどのものか・・・?”というのが正直な感想。

サテは、トルコのシシカバブ、中国新疆のマトンの串焼き、インドネシアの鶏の串焼き・・・・など各地にありますが、どこのサテも美味です。インドネシア同様に甘いピーナッツソースのマレーシア風サテも結構なお味です。

汗もひいたので、再度出かけて、オンデ・オンデ(やわらかい餅の中にヤシの糖蜜を閉じ込めたスイーツ)やニョニャ粽(ちまき)など食べてこようかと思っています。(ニョニャは中国系文化と現地マレー文化の融合)

今夜は週末ということで、普段は夜が早いジョンカー・ストリートでナイトマーケットが開かれるとのこと。
特に買うものもありませんが、何かおいしい屋台などもあるのではないでしょうか。
コメント
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