(誰もいないルクソール空港)
ルクソール観光を終えて、カイロへ移動するため早めに空港へやってきたのですが、フライトが変更になっているとのこと。
00:15の予定が05:40に変わったとのことで、エジプト航空の話では連絡をとったが、ノーアンサーだったとのこと。
もともと深夜便を空港で待つつもりで早く来たのですが、変更後のフライトまでは8時間もあります。
しかし、今更市内に戻っても行くところもありませんので、このまま空港で待機です。
空港側の計らいで、施設中には入れてもらえ、コーヒーショップの座り心地もいいソファが利用できますので、なんとか・・・といったところです。それにしても8時間は長いです。
“連絡をとったが、ノーアンサーだった”というのは、どういうことでしょうか?
ネットのやり取りを通して、他の依頼と併せて現地旅行会社にチケットの手配は頼んであったのですが、“連絡”はどこになされたのでしょうか?
もし、私のEメールアドレスが登録されていて、メールで連絡がなされたということであれば非常にアンラッキーでした。というのは、数日前からメール設定がおかしくなってしまい、送受信ができない状態になっています。
どうせ、大事な連絡はないだろう・・・と思っていたのですが。
手続きを行った現地旅行会社あて連絡したということなら、なぜその旅行会社から私への連絡がないのか?という話になりますが、今更そのあたりをとやかく言っても仕方ありません。
前倒しの変更で、「もう出てしまったよ」といった事態ではないだけまし・・・・と考えることにしましょう。
今回の件は別にして、アスワンからルクソールへ列車移動した際に、日本とエジプトの感じたことがあります。
日本では新幹線や特急など、車内に電光表示がある列車なら、「次はどこそこ」といった案内が流れますが、エジプトでは電光表示設備はあっても、日時や気温が表示されるだけで、到着駅の案内はありません。
日本の新幹線では、日本語だけでなく英語・中国語・韓国語での案内まで車内放送でありますが、エジプトの列車ではそうした案内は一切ありません。
日本の駅では、駅名が大きくホームに表示されていますが、エジプトの駅ではそうした表示もあまりないようです。(1カ所、表示がある駅がありましたが)
電光表示も、車内放送もなく、駅に着いても駅名も表示されていないということは、不案内な人間には、いったいどこに着いたのかわからないということです。
そろそろ目的地が近いと思ったら、周囲の者に確認するしかありません。(今回は、目的地のルクソールは大都市で、車内の殆どの乗客が降りる駅でしたので迷うようなこともありませんでしたが)
観光を基幹とするのであれば、もう少し外国人旅行者(特に、ガイドなしで旅行する個人旅行者)にも優しさ・配慮があっていいように思います。
そもそも、エジプトでは外国人が使える列車は制限されているとか、一部の観光地以外では外国人の移動自体が制限されているエリアもあるということもあって、観光業が基幹産業であるにもかかわらず、外国人に閉ざされた面もある国です。
イスラム過激派などによる治安状況の悪さが原因でしょう。
街中でもあちこちに自動小銃を持った治安要員が配置されており、観光スポットに入る車も、探知機で車底までチェックされます。
治安の悪さが観光客を減少させ、観光業の悪化が不景気を招き、経済状況の悪化が社会的緊張を高めるという悪循環がエジプトの悩みです。
まだ、フライトまで6時間半あります。
ひと眠りしましょう。ただ、蚊がいるので、ボコボコに刺されそうです。
03:40 ようやくチェックイン
ソファで横になっていたので、時間はそれほどもありませんでしたが、大敵は冷房の寒さでした。
それと、やはり蚊にもあちこちやられました。0">
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