家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

モグラとドジョウ

2009-07-27 09:16:59 | Weblog
雨ばかり降る日々で久しぶりに春野に行った。

縁側に何かがあった。

近づくとモグラであると分かった。

実際にモグラを見たのは、これが初めてだ。

アリがたかり始めていたので死んでいることは確かだ。

身体に傷はない。

けっこう太っている。

何故ここに居て、そして死んでいるのか全く分からない。

野良猫君が、たまに軒先を借りに来るから宿賃だったのかもしれない。

妻と辺りの様子を見に歩いた。

先日草刈りをした道路上の斜面でドジョウを見つけた。

まだ生きている。

急いで水瓶の中に入れた。

我が家の水瓶の中にもドジョウを飼っているが、それが逃げ出したものだとする
と、約20メートル以上水のない場所を移動し草の生えた斜面を降りたことになる。

まあY爺さんの話ではトイに収まりきらないほどの雨量だったらしいから、辺り全てが水溜りになっていたと考えても矛盾はない。

「ザァーッ」と雨が降った直後に青空から太陽がサンサンと照らす。

木々に付いた雨の滴が眩しく輝き屋根からは水蒸気が立ち昇る。

そんな景色を見ていたら何が起きても不思議ではない感じがした。