家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

コナラを売った

2017-01-19 08:31:21 | Weblog
ずいぶん時間がかかったがシイタケのホダ木としてコナラを売った。

11月の末に切り倒し12月の中旬以降に玉切りした。

買い取ってくれる椎茸屋の社長が見に来て「素性の良いコナラだね」とお墨付きをくれた。

だが買取の単価は厳しい。

初めての取引なのだから仕方の無いところであろう。

Y爺さんも、いずれは自分のコナラを売るのであろうから私を手伝うことは無駄ではないはずだ。

椎茸屋はコナラの入荷が集中するらしく来年の中旬にして欲しいということで、この時期になった。

玉切りは結局一人でこなした。

Y爺さんは半日仕事だというが私は何日もかかった。

倒木されたコナラは太い部分は売り物だが細い枝部分は薪にするしかない。

それがかなりの量ある。

友達に来てもらって少し持って行ってもらった。

だから去年の大晦日は春野で作業していた。

持ち込む日の少し前に売る分のコナラを全部敷地内に下ろした。

100本くらいあるようだ。

ある程度の太さのものは肩に担いで階段を降りていく。

軽いものだったら両肩に乗せるし、もっと軽いものは複数肩に乗せて行く。

複数の場合は首を傾けてコナラを留めるのでコナラのザラザラとした肌が首に刺さるような感覚があった。

肩峰という肩にある骨の突起が筋肉に乗せたはずのコナラが、どうしても当たっていたらしく触ると飛び上がるほど痛くなっていた。

また何事も腰が中心であるから腰が折れそうな感覚がした。

さていよいよ運び込む当日。

Y爺さんと約束した時刻前に到着し準備していたところに軽トラで現れた。

積み方からロープで縛るところまでY爺さん指導で行われた。

椎茸屋さんに到着すると社長と工場長が待っていてくれた。

下ろすのは簡単だった。

これでコナラの件が終わると思うと嬉しかった。

ハンドウインチは購入したし現代版背負子も購入した。

チェーンソーにはお金はかからなかったので何とか赤字にはならなかった。

来年からは、もう少し手取りが増えるはずだ。