家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

ミツバチ用宇宙服

2018-08-20 16:45:07 | Weblog
今年2月にミツバチ箱掃除の際に顔など4箇所を刺された。

その約5ヶ月後の7月初旬に再び刺された。

この時は、ちゃんと顔にはネットを被り長袖シャツ長ズボン手袋をして帽子ももちろん被っていた。

だがミツバチは手袋の上から手を、そしてズボンの中を這い上がり腿を刺した。

全部で10箇所を刺された。

そのうち5箇所が右手に集中した。

そのため翌朝右手がグローブのようになってしまった。

幸い、腫れはすぐ減りカユミだけが約1週間続いただけだった。

その後すぐに養蜂家の着ている宇宙服のような服と肘の上まである革製の長手袋を購入した。

第一ミツバチ箱には元気なミツバチがいる。

だが姿が見えない。

巣箱の中を確認する必要がある。

「ここで使用するのだ」とミツバチ用宇宙服を着込んで箱を見に行く。

ネジを外してフタを開けてみたら底板からフタまで絡んだクモの巣のような黒い物質が覆っていた。

白いウジ虫がチラチラと姿を見せている。

これらを底板から下に落としてブラシで巣の角まで細かく掃除した。

下に落とされた黒い絡んだクモの巣からウジ虫どもが慌てて落ち葉の下に逃げていく。

ミツバチ箱を元に戻したあと逃げ隠れたウジ虫にカミキリムシ幼虫用のスプレーを吹きかけてみた。

即コロリ、とはいかなかった。

落ち葉の下に隠れ込んだ奴らを、その上から踏んづけた。

しばらく様子を見ると、それでも生きている奴らがいる。

それを1匹ずつコップに入れて、それをオタマジャクシとフナの鉢に浮かべた。

喜んで食べに来ると思ったのだが妻が充分にエサを与えたあとなので見向きもしない。

ミツバチ箱を見に行くとミツバチたちが外に出てブーンブーンという音を立てていた。

とても喜んでいるように見えたのは私が助けたつもりになっているからだろう。

宇宙服と長手袋での作業は想像以上に暑い。

ズボンの下から入られないように地下足袋にズボンを入れ込んでいたので、なお暑く感じた。

でも元気よく巣箱から出て飛び回る姿を見たら疲れが吹っ飛んだ。