家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

奉仕作業に参加した

2018-08-08 16:50:39 | Weblog
道造りという奉仕作業に参加した。

朝から始まるし場所が春野なので前日泊まりこむしかない。

前日の午後3時ころ現地に着くと部屋の中は、まるでサウナ。

窓を全部網戸にして開け放ち丹念に庭に水を撒き屋根にも撒いた。

風がないしルームクーラーもない。

10時過ぎになって、もう寝床に就こうかという時になって32度が31.8度に落ちた。

扇風機が室内の暑い空気をかき混ぜるのみで暑い。

私は酔いを利用して眠りに就いたが妻は涼しくなった午前3時ころまで眠れなかったそうだ。

朝食を終えて7時を過ぎると、ぼちぼち軽トラックが走り始める。

住宅街の掃除と違って何時から何時までというキチッとした決まりはない。

私は7時半に参加した。

会った順に挨拶して作業を進める。

ジョレンで道路脇の砂利などをどけていく。

どけなくても道路としては充分通れるが良き伝統として一年に一度くらいは奉仕するのもよい。

我が家の周りは、きれいにしてあるが、それでも尚きれいにしてくれる近所の皆さんの気持ちがありがたい。

約二時間で道造りが終わり続いて、この集落の簡易水道の掃除に入る。

これは奉仕ではなく利用者としての義務だ。

こちらは少し標高が上がるし日陰での作業なので気持ち良い。

といっても私に出来る作業は少ししかない。

高い場所がダメだし力はないし身長は低いし。

それでも何か役に立とうと努力していると私にお客さんが来た。

妻に聞いて、ここで作業をしていることを知り見に来たのだ。

写真を撮ったり皆と話をしたりして過ごしていた。

この辺の人たちは簡単な土木作業は、お手の物なのだ。

その手際の良さや指図しなくても手伝うことのできる姿を見て感動していた。

私も初めて参加した時に感じたものだ。

お昼12時の合図が有線のスピーカーから流れた。

今年は早めに作業が終わった。

家の戻ると先ほどの客が部屋の中で待っていてくれた。

室温は35度近くあった。

自宅に戻るとクーラーの効いた部屋で寝ていた猫が嬉しそうな顔をした。

私も、この環境が嬉しかった。