家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

孫はNative発音

2018-08-15 16:38:32 | Weblog
お盆休みを少しずらして息子の家族がやってきた。

何が何でも、餃子を行きつけの店の中で食べたいという。

予約ができない店なので妻を席とりの拙攻として店に下ろし、それから駅に向かった。

果たして今日は空いていて、ひんしゅくを買うこともなく席はとれた。

私は急いで食べ終わり、近くの公園で孫と遊ぶ。

ブランコに乗せた。

「押せ」という合図が孫から出たので軽く押す。

もっと押せの合図で、もっと押す。

前に回って前から押す。

「こわい」と言い終わらぬうちに「ドテッ」と落ちた。

ブランコの座板が戻ってくるのを私が阻止する同時に、黙って立ち上がり憮然として洋服を払う。

泣かないなぁ、と感心した。

次は砂場に行き、そして滑り台。

そのうちに両親と妻が現れて帰宅した。

部屋の中の水鉢の中のメダカを見て「ベイビーシャーク」という。

何度もこの言葉を繰り返していると思ったら「マミーシャーク」「ダディーシャーク」も入っていた。

息子に、それを言うと「グランパとグランマも言うよ」とのことだ。

驚いたのは、ベイビーシャークが自分を意味しマミーもダディーもグランパもグランマも実際に誰に相当するのかが分かっていることだ。

もっと驚いたのはシャークのクの発音だ。

子音のK音だけで母音のUは入っていない。

翌日ピンクと言った時にもPINKのKの発音が、まるでネイティブの発音だった。

現在はTVだけでなくPCやらスマホで各国の動画が見られる。

「その音を聞いて、そのまま発音しているだけです」と息子の嫁は言う。

確かにスピードラーニングは聞き流すだけを売り文句にしている。

日本語もろくにしゃべれない、という今の状態で聞くと何語ということは関係なく脳に記憶されるらしい。

ただ「さかな」のことは「かさな」と言うし「メロン」は「ミヨン」と言う。

正確に言える場合と、そうでない場合があるのも事実。

あと半月で2歳になる。

実は、この手の経験は2度目だ。

我が家の長男も耳が良くて何でも聞き取るし発音できた。

長男の時に今のような環境が欲しかった。