家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

楽しくて美味しい散歩

2022-10-17 08:30:35 | Weblog

暑くて避けていた散歩場所だったが再開した。

中田島海浜公園駐車場に車を置いて、まずは歩きだ。

歩道を歩いて今も工事中の馬込川河口の水門の進捗状況を見て約1時間歩く。

河口近くの堤防には季節柄つる性植物の実が「これを見ろ」とばかりに実っている。

「これ。ブドウじゃない?」

確かにそれらしいがエビヅルだ。

花の美しさも植物の良さだが、この時期の実も楽しみだ。

車に戻ってスニーカーを長靴に履き替え弁当を持って今度は砂丘に向かう。

日本三大砂丘の一つであるが小学校時代何度も遠足で来たから、たまに来てみたくなる。

この砂丘には天竜川から浜名湖まで続く全長17.5Km高さ15mの防潮堤ができて今日は初めて来てみた。

防潮堤が丸々砂で覆われていても、砂丘には山のように積もる砂があるのが当たり前なので全く違和感のない物だった。

波打ち際の流木の上に座っておにぎりを食べた。

風が強くて顔を風下に向けても砂が回り込んできてお米の中に黒い砂が混じった。

1個だけ食べて残りは公園に戻ってからたべることにした。

海から打ち上げられた流木や丸くなった石を見て持ち帰りたくなる物はないか探した。

長靴を履いてきて良かったと感じたのは靴の中に砂が入り込むことだけではなく打ち寄せる波を足に感じることもできるからだ。

公園に戻って二度目のお昼ご飯にした。

ベンチに妻と向かい合わせで座り間に食品と飲み物を置く。

今度は風と関係なく食べられた。

ナスの煮物が、とても美味しく感じられた。

適度の塩気と軽い疲労感が美味しさを増す。

「バリッ」という音を当てて海苔をご飯と一緒に口に入れる。

二口ほど食べると姿と味を現わす梅干し。

飯で手がべとつかないという便利機能も含んだ優れたファーストフード。

身体に減った物質を補給するという意味と補給する物が美味しいという両方を感じて最良の昼食となった。

帰宅して二人とも昼寝した。