自宅のコンプレッサーは正常に作動すると思い込んでいた。
電源を入れれば動き出し、ガンの引き金を引けばエアーが出る。
ところが静かな時にエアー漏れの音がすることに気が付いた。
タンクをエアーで満タンにした後石鹸水を掛けてみた。
レギュレーターの周りから出るは出るは。
あちこちから泡ブクがプクプクと入道雲のように湧きあがった。
接続ネジ部分にシールテープを巻き付け接続し直した。
もう一度石鹼水を掛ける。
シールテープを巻かない場所から、というよりシールテープと無関係のところから出ている。
しかたなくレギュレーターを外して様子を見た。
レギュレーターの穴には白い粉を固めたような物で一部塞がっている。
固い針金のような物でガリガリと削り白い個体を落とした。
もう一度電源を入れる。
又もや泡だらけだ。
こうなったらレギュレーターの分解をしてみることにした。
穴に在ったような白い粉を固めたような物があらゆる場所にへ張りついていた。
少しは削り落としてみたが、無駄だと気づき新品のレギュレーターを購入することにした。
毎朝の散歩の途中で「レギュレーターって必要か?」という素朴な疑問が湧いた。
帰宅してPCで調べると「空気圧の調整が必要なければ要らない」と書かれていた。
やはりそうか。
私のコンプレッサーの使い方は主にタイヤの空気入れとゴミ飛ばしだ。
じゃあやはり要らないじゃん。
レギュレーター関連部品を全て取り除き、直接エアーカプラーを取り付けた。
電源を入れて約8気圧のところで電源は自然に落とされる。
石鹼水を吹きかける。
静かに器具から石鹼水が石鹸水のままで落ちていくのが分かった。
音もしなければ、泡ブクの出る箇所もない。
「やった。成功じゃん」
もう一つ春野のコンプレッサーのエアークリーナーの周りに網を掛けてハチの侵入を拒むことにした。
これで2台のコンプレッサーは正常に使用可能となった。