家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

日本一の復帰

2010-07-30 07:53:22 | Weblog
スポーツ吹矢の兄弟子が戻ってきた。

しばらく都合で退会していたのだが再び都合が良くなったのだ。

退会はしていたものの、その間吹矢は続けていて青柳杯という3段以上しか出られない大会で2年連続優勝していた。

日本一を2年連続するというのは、やはりすごいことだ。

久しぶりに顔を合わせた。

全く変わっていなかった。

あまりに変わっていないものだから前からずっとそこに居たみたいだ。

吹矢の腕もさることながら人柄が良くて皆で大歓迎した。

来る人来る人が

「いやぁー懐かしい」と言って握手する。

彼が退会している間に入会した、つまり彼を知らない人は3人しかいなかった。

最も活気のある楽しい時期の吹矢が戻ってきたような気分だ。

謙虚さも一流だ。

日本一だとか段位などを全く自慢しない。

優勝の副賞としてもらったという8万4千円也の筒を見せてくれた。

黒地に金の蒔絵がしてある。

連続優勝したため赤地に金の蒔絵も持っている。

限定25本のうちの2本だ。

久しぶりに見る彼の吹矢。

落ち着いていて無駄のない動き。

吸い込まれるようにして的の中央に集まる矢。

「やっぱり、たいしたものだ」と感じた。

私の的を見て「さすがだね」と誉めてくれることも忘れない。

私にとっては最上級のことばだった。

習うべきは彼の「技」というよりも「心」に違いない。




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2 コメント

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Unknown (山水)
2010-07-30 19:18:35
達人ほど低姿勢ですね なにもかも読めてるのでしょうか
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山水様 (無職無収)
2010-07-31 07:28:35
自分には厳しいようです。
謙虚な姿勢が随所に見られます。
練習第一という姿勢も持っています。
「うまくなるわけだ」と分かっても私には出来ない。
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