家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

障子紙貼り替え

2024-06-09 15:29:00 | Weblog

障子紙は3月に入ってすぐに買っておいた。

温かくなってから貼ることにしてあったが、その紙が気に入っていたからだ。

そろそろ障子紙の張替えをしなくちゃ、と思っていた矢先、見つけた。

「これいいじゃん」と散歩でたまに通る道沿いの民家に貼ってあったのだ。

偶然家の外で草取りをしていた奥様を見つけて話しかけた。

「何々小学校の前の何某というものですが」と名乗りどこで購入したのかを聞いた。

で、施工したのは最近になってからだ。

その障子紙は和紙ではなくプラスチック製だった。

となるとノリで貼るのではなく両面テープで貼るのだ。

ただ障子紙をはがして、そのまま次の紙を貼るのではなく、もう一段階やることがあった。

まずは5段階に分けて少しずつやっていった。

古い障子紙はがしは簡単だった。

だが少し前の紙が残ってしまった個所もあった。

それをキレイにするのが次の段階で、これはどの障子紙の場合でも同じだ。

和紙、プラスチック製と、どこが違うのかというと障子の「さん」の状態の保ち方だ。

プラスチック製の場合紙全体が重いので貼った後に剥がれてきやすいのだ。

で、木工用ボンドを塗り「さん」の表面に一枚幕を張るということだ。

ボンドが乾いてから「さん」の表面に触ってみるとツルツルして両面テープが張り付きやすい状態になっていることが分かった。

「やっぱりなぁ、これなら両面テープもはがれないだろうな」と独り言を言った。

最終的に障子紙を貼る時には妻に手伝ってもらった。

Youtubeでは、「貼るのは一発で、ズレたら諦めてください」とのアドバイス通り少しズレた箇所が出た。

でその通り諦めた。

でも大雑把に言うと「うまくできた」。

外の光が障子紙を透過して市松模様が浮き出ると「ああきれいだな」と思う。

和紙でこの市松模様が出ていたら最高だったのだが和紙の良さを忘れることにしてプラスチック製を採った。

「うちは猫がいるから、これを選んだの」と聞いた家で教わったが、うちの障子紙を破らない猫はすでに亡くなってしまっている。

こういう作業をしていると必ず手伝い(邪魔し)に来てくれるのだが、それが残念だった。

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿